俳優の川栄李奈が18日、都内で行われた日本テレビ系連続ドラマ『ダメマネ！ ―ダメなタレント、マネジメントします―』初回試写会および制作発表に出席。安田顕、吉瀬美智子、千葉雄大らとともに、作品をアピールした。

　本作は、かつて伝説の天才子役だった主人公・神田川美和（＝川栄）が芸能マネジャーに転身し、訳ありな芸能人たちを担当。彼らが忘れかけた可能性を引き出し、自らもまた人生を取り戻していく人生再生の物語となっている。

「ベテラン俳優」から「DIY大好き俳優」「高学歴タレント」と個性豊かな“タレント役”が登場する本作。自身を「◯◯俳優」で表すとしたら、という質問があがると、安田顕が「私は“せっかち俳優”です」と率先して回答。

「もうひどいもんだ（笑）。現場に入った瞬間に帰りのことを考えています。お仕事が嫌いなわけではないんです。役者は『待つのも仕事』と言いますけどね。気付くのが遅かったのですが、（俳優に）向いていないんでしょうね。でも気付くのが遅かったので、今後も続けていきます」と続け、笑顔を見せた。

　また、千葉は「僕はギャル系俳優です。ギャルマインドでこの仕事をしているので」とまさかの回答に会場からは笑いが起こった。

　川栄は「ゲラ俳優ですかね」とにっこり。「ツボが浅すぎて、全部面白くて笑っちゃうんです。なので、この現場はしんどいです。無になっています」と明かした。

　すると、隣の千葉が「川栄さんは『みんなが笑かしてくる！』と言っているのですが、カットがかかると『（笑った理由は）この人です！』って僕を指さして言うんです」と告白し、“ゲラ俳優”エピソードを付け加えた。

　そして、最後の吉瀬は3人の「◯◯俳優話」の盛り上がりに「私の話いる……？」と恐縮。少し考えた後に「普通の、一般常識的な俳優」と自身を表現した。

　安田が「この時代、大事ですからね。一般常識もね」と吉瀬に目線を向けていた。