50周年のオール阪神・巨人、俳優チャレンジに「オールドルーキーにもほどがある」 2人合わせて141歳

お笑いコンビのオール阪神・巨人が17日、都内で行われた映画『花まんま』(4月25日公開)の完成披露プレミア試写会に出席した。俳優業にチャレンジした思いなどを語った。

完成披露プレミア試写会に出席したオール巨人、オール阪神(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
完成披露プレミア試写会に出席したオール巨人、オール阪神(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

映画『花まんま』の完成披露プレミア試写会

 お笑いコンビのオール阪神・巨人が17日、都内で行われた映画『花まんま』(4月25日公開)の完成披露プレミア試写会に出席した。俳優業にチャレンジした思いなどを語った。

 今年コンビ結成50周年を迎えた2人。今作への出演について、お好み焼き屋「みよし」の大将・三好貞夫役のオール阪神は「ご褒美と言いますか、すごく記念に残る50周年になりました。ありがとうございます」と感謝。

 鈴木亮平演じる加藤俊樹が働く山田製作所の山田社長を演じたオール巨人は、過去のコンビ出演は吉本興業の芸人が総出で出演した『ゴルフ夜明け前』(1987年)くらいだと振り返り、「チョイ役で名前もなしで出た。今回は名前がちゃんとあって、役がある。2人足して、歳が(おおよそ)142。これで(正式)デビューなんですよ。オールドルーキーにもほどがある」と自ら言い、阪神を笑わせた。

 とはいえ「一緒になるときがまったくなかった」とオール巨人は言い、「阪神がクランクアップのときに、2人で皆の前で漫才をやらせていただきました」と明かした。

 オール巨人は、撮影期間中の別のエピソードにも言及。「うちの娘から電話かかってきて『今、お父さん何してんの?』と。『こうこうこうで、(映画のスタッフの)皆と一緒にいる』と言ったら、(娘が鈴木亮平の)『めちゃめちゃファンなんですよ』と。『電話代わってくれ?!』と言うて、(鈴木が)代わってくれはった。そうしたら、うちの娘が泣いて泣いて。(娘が)やっと初めて僕に感謝していただいた。本当に、あのときはありがとうございます」と感謝。鈴木についてさらに「優しいですよ?。男前で背が高い。こんな男が鉄工所におったら近所の女、寄ってきてしゃーないと思う」と役柄に重ねてベタ褒めした。

 同試写会には、有村架純、鈴鹿央士、ファーストサマーウイカ、前田哲監督、イメージソング『my wish』を書き下ろしたAIも出席した。

 同作は、朱川湊人氏の同名の第133回直木賞受賞短編集の表題作を原作とする物語。早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、妹・加藤フミ子(有村)の親代わりとして、大阪の下町で生きる熱血漢の兄・俊樹(鈴木)の2人を中心とした、不思議な記憶を巡るヒューマンドラマが描かれる。

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