北川景子、第2子出産後初の連続ドラマ主演は「とにかく体当たり」 号泣してしまうことも「身を削って」
俳優の北川景子が17日、都内で行われた関西テレビ制作・フジテレビ系ドラマ『あなたを奪ったその日から』制作発表会見に、仁村紗和、平祐奈、阿部亮平(Snow Man)、筒井道隆、大森南朋と共に出席した。

関西テレビ制作・フジテレビ系ドラマ『あなたを奪ったその日から』制作発表会見
俳優の北川景子が17日、都内で行われた関西テレビ制作・フジテレビ系ドラマ『あなたを奪ったその日から』制作発表会見に、仁村紗和、平祐奈、阿部亮平(Snow Man)、筒井道隆、大森南朋と共に出席した。
本作は、食品の事故で3歳になる最愛の娘を失ってしまった保育園の調理師である中越紘海(北川)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森)の子供を誘拐し復讐をするも、自分の犯した罪に苦しみ、葛藤しながら、前を向いていく姿を描く。
北川は、2024年1月に第2子を出産したことを発表していたが、本作が復帰後初の連続ドラマ出演となる。しかも最愛の娘を失うというショッキングな役柄。北川は「とにかく体当たりです」と笑うと「台本も読み込みますし、セリフを覚えて現場に向かうのですが、共演者のその場でお芝居すると、想像していたものとは全然違うことも生まれるので、とにかく考え過ぎずに感じたままにやっています」と語る。
時にはテストで号泣してしまうこともあるという。「今回は身を削って体当たりでやるのがいいのかなと」と役へのアプローチ方法を述べていた。北川の憎悪を受ける立場の大森は「北川さんの体当たりの演技を全部受け止めている立場です」と笑うと「台本だけでは拾いきれない機微も起きています」と良い相乗効果が生まれているという。
北川と大森は過去にも共演経験があるが、北川は「とにかく格好いいんです。でも私は大森さんを憎まなければいけないシーンも多い。“憎しみで拳を握りしめる”なんてシーンもあるのですが、なかなか憎むのが難しい」と演技の難しさを語っていた。
また北川は「重たいドラマかなと思うかもしれませんが、親子愛や職場での上司と部下の信頼関係など、いろいろな人間関係が描かれているヒューマンドラマになっています」と述べると「撮影で感じたのは、どこか人間って間違ってしまうことがあると思います。そうなってしまったとき、どうやって立ち直るのか、そしてどうやって許せるのが大事なのかなと思います。生き方のヒントが散らばっているドラマになっていると思います」と作品をアピールしていた。
