千鳥ノブ、後輩・かまいたち山内との距離感に寂しさ「15回誘って1時間だけ」

日本テレビ系バラエティー番組『千鳥かまいたちゴールデンアワー』(水曜午後8時)が23日からスタートする。土曜午後11時30分に放送されていた同番組がいよいよゴールデン帯に進出。放送を前に千鳥(大悟、ノブ)とかまいたち(濱家隆一、山内健司)が囲み取材に応じた。

『千鳥かまいたちゴールデンアワー』がスタート【写真:増田美咲】
『千鳥かまいたちゴールデンアワー』がスタート【写真:増田美咲】

『千鳥かまいたちゴールデンアワー』が23日からスタート

 日本テレビ系バラエティー番組『千鳥かまいたちゴールデンアワー』(水曜午後8時)が23日からスタートする。土曜午後11時30分に放送されていた同番組がいよいよゴールデン帯に進出。放送を前に千鳥(大悟、ノブ)とかまいたち(濱家隆一、山内健司)が囲み取材に応じた。

 2021年10月からレギュラー放送を開始した『千鳥かまいたちアワー』は千鳥とかまいたちが毎週ゲストを迎え、旬のゲストの魅力を引き出す“予測不能”のトークショー。『千鳥かまいたちゴールデンアワー』では新たに同局『世界の果てまでイッテQ!』などで演出を務める古立善之氏が加わる。3月10日には特別版が放送された。

――3月10日に放送されたパイロット版の手応えはいかがでしたか。

ノブ「本当にこれから何をしていくんだろうという、すべてお試し感が……。天下の日テレさんがボードをめくる電動のが手動だったり、いろいろ試行錯誤しながらみんなで作っていった感じです」

大悟「1回いろんなことをやってみて4人が頑張るか、頑張らないかを見られたのかな」

ノブ「この番組は頑張るんだぞ、カロリー高いぞって言われた気がします」

濱家「ゴールデンに上がるためのパイロット版を深夜でやったんですけど、僕はまだ深夜にいた方が。ちょっと遅れてゴールデンに合流することになるんですけど。もう少しだけ、僕は深夜でやっときます」

山内「深夜で3年やってまだパイロット版がいるんだって。ゴールデンに通用するやつ、どれでもなかったんやって」

――いよいよゴールデンです。ここまで登り詰めた、人気の理由はどのように考えていますか。

ノブ「人気もあるのかどうなのか分からないままきてるんですけど、好きなことを勢いとノリでやってるのが伝わってくれたのと、若い人が見てくれるようになったのかなとか。わけの分からない企画をやったのが良かったという感じですかね。反響もすごくありましたよ」

大悟「日テレでは初めてですけど、他の局では登り詰めてる」

ノブ「すごいな、お前! 矢沢が来てる。だいぶ勘違いしてるので書かないでください。NHKとか出てない」

大悟「珍しい質問だったので。登り詰めてる人に登り詰めたか聞くって」

ノブ「(大悟が)すごい気合い入ってるので書かないでください(苦笑い)」

濱家「本当にいま勢いのある、新進気鋭の芸人として、いま一周回らしてもらってるところなので。フレッシュな感じを認めてもらったのかなっていう。まだまだ顔を覚えてもらう段階なので」

山内「本当にまだ僕らは全然。他局でも千鳥さんと一緒にさせてもらってますけど、『華大さんと千鳥くん』だったり『千鳥の鬼レンチャン』だったりと我々の名前が入ってない。ようやく入れてもらえたっていう」

濱家「『華大さんと千鳥くん』で司会やらせてもらってるんですけど、まだまだ名前入らない。いまはまだ顔を覚えてもらう段階なんだと」

――深夜にできなかったけれど、ゴールデンだからこそチャレンジしたいことあれば教えてください。

ノブ「深夜でも結構ゲストの方多かったですよね。これまでも豪華だったので、ゴールデンという名を借りて大谷(翔平)さんとか来てくれたら。無理でしょうけど頑張っていきたいなとは思いますけど」

大悟「いろんな番組をやらせてもらってるんですけども、僕にも家族がいまして。その家族に自慢できるような番組はひとつもなくて。胸を張って『これ見たら?』って言えるような番組はあまりやってない。子どもとか嫁がちゃんと見られればいいかな」

濱家「(ゴールデンの収録では)お金もいっぱいかけてもらってた感じがする。豪華ゲストで言えばGLAY全員に来てもらったりしたい。GLAY全員と会ったことないので、セッションみたいなことしたいですね」

山内「昔の『スッキリ』みたいに外国人ミュージシャン」

濱家「そういう番組にしたいんや」

ノブ「レディーガガとか?」

濱家「来日したアーティストが歌う番組に」

山内「したい!」

ノブ「バラバラやね。意思疎通が」

ノブの妻は大喜び「日テレさんと一緒にできて良かった」

――大悟さんから家族の話も出ましたが、ゴールデン進出に対する家族の反応はどうだったのでしょうか。

ノブ「それはめっちゃ喜んでましたよ。やっぱり『世界の果てまでイッテQ!』とか日テレ大好き。日テレさんと一緒にできて良かったですね。本当に喜んでました」

大悟「たぶん本当に知らないと思います(笑)。言わないですし、始まってもしばらくは知らない。基本的にはテレビの仕事を家族が見ないようにしてる」

ノブ「これは見られる番組やから」

大悟「そうそう。だから3人がどう思ってるか分からないけど、全然わしは動物のハプニング映像とかでも」

濱家「僕は結構、朝起きたら僕の出てる番組を家族がTVerで見ていたりとかが結構ある。ゴールデン行くことで注目はしてくれてるんですけど、時間帯あがることで、品位とかを保ちたいなと。子どもできる前はテレビを見て“子どもの教育には”とか『何を言うとんねん』って思ってたんですけど、子どもができてからは……。奥さんと子どもと見て楽しめる番組にしたいですね」

山内「僕は嫁がニュースで見て“ゴールデンなるの?”って聞いてきたんで『ゴールデンになるみたい』って言ったら“他がいっぱい終わるもんね”って」

――多くのレギュラー番組を持っているなかで『千鳥かまいたち』の位置付けは。

ノブ「いま3つぐらい一緒に出たりしてる。他の番組はスタッフさんが作ったVTRにツッコむとかが多かったりするんですけど、この番組は4人でフリーな感じで作っていけるので、お笑いの純度は一番濃くなるんじゃないかと思います。『千鳥かまいたちゴールデンアワー』って言ってるので、金字塔にしたいですね」

大悟「やっぱり日テレさんですし、昔大みそかに大きな番組をやってたじゃないですか。僕はとにかく濱家がNHKの紅白の司会をするのを阻止したい」

濱家「阻止? 後輩の?」

大悟「この番組をビッグにして、それさえすれば……道を断つことができる」

濱家「でかすぎる仕事なので、もらえるなんて滅相もないと思ってるんですけど、僕は紅白のMCに行きます。もしそんなことがあった場合はもちろんですけど大みそかには(この番組に)来ません。僕は渋谷のNHKホールでございます」

山内「やっと千鳥さんと名前が並んだので、今度は千鳥さんの名前が消えるぐらい」

濱家「あった方がええやろ」

――長い付き合いだと思いますが、ゴールデン前に改めてお互いに言っておきたいことがあったらお聞かせください。

ノブ「長い付き合いなんですよ。baseよしもとって劇場から20年。一緒にやってきての2組で日テレさんでゴールデン。『さぁときは来たぞ』って気持ちは思ってるんですよ。『4人行くぞ』って思ってるんですけど、ここに来て山内が全く飯に行ってくれない」

濱家「昔よう連れて行ってくれましたもんね」

ノブ「大阪時代はノブ軍団って言われるぐらい山内も毎回来てたんですけど、最近は15回誘って1時間だけ」

濱家「途中で帰ってますやん、1時間って」

ノブ「外国人タレントの取材のペース。『1時間ですぐ終わりますんで!』みたいな。もうちょっとコミュニケーションを取ってほしい。始まったら濱家を誘い出そうかなって」

大悟「本当にみんなずっと昔からで仲もいいし面白いのも知ってるので誰かに何かを言うとしたら大悟に『問題起こすなよ』。自分自身にそれは言ってあげたい」

濱家「僕は千鳥さんにずっとお世話になってます。大悟さんは公私ともになんです。僕が言えたあれじゃないんですけど、お酒の飲み過ぎに注意してほしいなと。今日もすごいできものいっぱいできてて、メイク室入ったときに荒れてるところを直してはったんですけど、顔中ボコボコで」

大悟「ちょっと調整、始まるまでには体調を整えて」

山内「僕は視聴者の人に『俺らから目離すなよ!』」

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