高橋一生&飯豊まりえ夫妻が公の場で初揃い踏み 『岸辺露伴は動かない』の共演再び
俳優で夫婦の高橋一生と飯豊まりえが15日、都内で行われた映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(5月23日公開)の完成報告イベントに出席した。公の場で初の揃い踏みとなった。

映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は5月23日公開
俳優で夫婦の高橋一生と飯豊まりえが15日、都内で行われた映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(5月23日公開)の完成報告イベントに出席した。公の場で初の揃い踏みとなった。
同作は、シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれた同名スピンオフシリーズの実写劇場版第2弾となるサスペンスストーリー。漫画家・岸辺露伴(高橋)は、ヴェネツィアの教会で仮面を被った男の恐ろしい懺悔を聞いたことを発端に「幸福になる呪い」に見舞われる。
同作は、日本映画初となる全編ヴェネツィアロケを敢行。高橋は「ようやく完成いたしました。5年間の月日をへて、ようやく、この岸辺露伴の一番最初の話である『懺悔室』を映像化したこと、そして僕らが見た感想と言えばですね、もう本当にすばらしい、一月の間ヴェネツィアで撮影させて頂いて、これほどまでにジョジョの世界観、岸辺露伴の世界観に溶け込んでいるようなヴェネツィアの迷宮のような風景と、キャスト、スタッフさんで作り上げた世界観みたいなものがしっかり融合して、1つの大きな作品になっていると喜ばしく思っています」と手応えを口に。
実写化が難しいと言われてきた『懺悔室』に挑戦したことについて「身が引き締まる思いでしたね。ようやくこの『懺悔室』というエピソードに手を伸ばすんだなという感覚はありましたね」と振り返り、「満を持して『このステージに来てしまったか』というのは本当に身が引き締まる思い」と繰り返した。
また、ドラマシリーズから約5年演じてきた岸辺露伴というキャラクターについて「やはり原作は読みますね。脳内に、入るコマだったりとか入れている。これまで撮影をする中で損はなかった。頭の中にコマのストックみたいなもの、印象的なコマだったりはストックさせておくようにしていました。今回も実際に、撮影に入る前にiPadで読んで、そういう感覚はありました」と明かした。
露伴の担当編集・泉京香を演じる飯豊は、今作について「ほとんど一生さんがおっしゃってくれたんですけど、私個人としては泉くんがどうやって絡んでいくのか。『懺悔室』でもそうですけど、泉京香は『富豪村』でしか出てこないキャラクターなので、どういう風に『懺悔室』の世界に入っていくのかな、というのがあった。すごくもう、(脚本の)小林靖子さんのおかげでちゃんと出れました」とニッコリ。
ヴェネツィアでの撮影について「合宿みたいな期間だった。歩いたら露伴の現場があるなんて本当に不思議で、オフの日も色々街を散策しました」と述懐。「すごく充実して幸福な1か月間でしたね」とほほ笑んだ。
イベントには玉城ティナ、大東駿介、井浦新、渡辺一貴監督も出席した。
高橋と飯豊は、本シリーズでの共演がきっかけで交際に発展。2024年5月、公式サイトなどで結婚することを連名で発表した。
