俳優の風間俊介が14日、都内で行われた映画『劇場版 それでも俺は、妻としたい』完成披露上映イベントに、タレントのMEGUMI、原作・脚本・監督を務めた足立紳監督と共に登壇。撮影時にお互いが支えになっていたことを明かした。

　本作は売れない脚本家の夫・豪太とそんなダメ夫を罵倒する妻・チカの夫婦“性”活エンターテイメント小説「それでも俺は、妻としたい」(新潮文庫刊)を原作にした、風間とMEGUMIがW主演を務めたドラマ『それでも俺は、妻としたい』を映画化したもの。「セックスしたい」ダメ夫VS「するかバカ」鬼嫁のセックスレス夫婦が繰り広げる攻防戦となっており、とことん呆れて、笑って泣ける究極の夫婦愛の物語となっている。

　イベント当日が家族や友人、同僚などに日頃の感謝の気持ちを伝えるパートナーデーであることにちなみ、感謝の気持ちを伝えたい人へメッセージを送ることになると、風間は隣にいたMEGUMIを指名した。

　そして、「本当に2人での撮影が多くて、僕もたくさん喋るけれども、それの倍近く喋ることがあった。結構タイトなスケジュールの中、セリフがたくさんどんどんどんどん追いかけてくるっていう中で、2人で鼓舞しあって、2人で撮影すれば乗り切れるっていう確信のもとやっていきました。本当にMEGUMIさんとじゃなかったら乗り越えられなかったと思ってます。本当に心から素敵なパートナーで、感謝してます。ありがとうございます」と感謝を伝え、MEGUMIを感動させていた。

　一方、MEGUMIも多忙でセリフ量が多い撮影時を振り返り「当時の自分を一番理解してくれていたのは風間くんでした」と明かし、「私、風間くんに言われた言葉ですごく元気が出たのが、MEGUMIさんは頑張ってると。で、これを乗り越えた後には、今思っている不安なことが、全部良いことに変わるって言ってくれたんですよ。そんな魔法の言葉をくださって、私はなんとかこの作品を乗り越えることができました」と感謝を伝え、お互いに激励し合った。

　また、最後に風間はこの作品について「家族っていうのは、自分のお家の中で、他の人たちがいない時に真の姿っていうのが見えると思います。その姿を見る機会というのはなかなかないんですけれども、良いところも悪いところもさらけ出して対峙するのが家族だと思っています。その姿を皆さんに見守ってもらって、皆さんもどこか一緒に家族になっていただくような作品になってる」と説明。その上で「もしよろしかったら、こちらの映画、柳田家の家族に皆さんになっていただけたらなと思います。これからもよろしくお願いします」とメッセージを送った。