昨年デビュー30周年を迎えたロックバンド・GLAYのギタリスト HISASHI、氣志團の綾小路翔が14日放送のフジテレビ系『ぽかぽか』（月曜～金曜午前11時50分）に出演した。番組内では、綾小路がNHK“出禁”エピソードに触れる場面もあった。

　番組への出演回数が多い綾小路は、登場するなり満面の笑みで「すみません、準レギュラーです」とジョークを飛ばし、スタジオを和ませた。

　一方、『ぽかぽか』出演の理由を尋ねられたHISASHIは、「GLAYはうちのリーダーがLAに住んでいて、活動以外のときはあまりすることがないんですよ、僕らは」と語り、スタジオの出演者たちを驚かせた。

　GLAYは1994年、X-JAPANのYOSHIKIプロデュース曲でメジャーデビュー。97年に発売された『HOWEVER』はシングル初のミリオンを記録。さらに、99年リリースの『Winter,again』はGLAY史上最大のヒットとなる164万枚を売り上げ、6作連続ミリオンセラーを達成した。

　近年もライブ活動を精力的に行いながら、バラエティー番組への出演や個人のYouTubeチャンネル運営など、幅広く活動しているHISASHI。そんなHISASHIを兄のように慕うのが綾小路だ。2人は氣志團主催の音楽イベント『氣志團万博2003』などで共演し、現在まで20年以上の付き合いが続いている。

　神田愛花は「信じられないですよね。これだけカラオケとかで歌わせていただいたお二人がここにいるって。びっくり」と大興奮を抑えきれず。横澤夏子も綾小路が扮（ふん）するDJ OZMAの楽曲を中学の体育祭で踊っていたことを本人にうれしそうに伝えた。

　その後も神田のテンションは止まらず、『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』の「♪Na-Na-NaNaNa～」というフレーズをメロディーに乗せて口ずさみながら、「カラオケで歌ったら“今日持ち帰りOKよ”って合図だった」と衝撃エピソードを披露。これには綾小路も「そんなことあるんですか!?」と驚きを隠せなかった。

　綾小路は、NHK紅白歌合戦についても言及した。2006年、DJ OZMAとして紅白に出場した際、全裸に見える特殊なスーツが問題となり、以降NHKへの出入りが禁止されている。「（騒動から）来年20年になるんですよ、もう。渋谷に出入りできなくなってから……」と回想した。