万博会場で異臭&煙騒ぎ、消防車8台が駆け付け一時騒然 万博協会から「撮影NG」の通達も

13日に開幕した大阪・関西万博の会場で、異臭や煙が上がっているという通報があり、消防車8台が駆けつける騒ぎがあった。現場は一時騒然、万博協会から報道陣に「撮影NG」の通達が出される場面もあった。

消防車8台が駆けつける騒ぎに【写真:ENCOUNT編集部】
消防車8台が駆けつける騒ぎに【写真:ENCOUNT編集部】

現場は一時騒然、万博協会から報道陣に「撮影NG」の通達が出される場面も

 13日に開幕した大阪・関西万博の会場で、異臭や煙が上がっているという通報があり、消防車8台が駆けつける騒ぎがあった。現場は一時騒然、万博協会から報道陣に「撮影NG」の通達が出される場面もあった。

 冷たい雨と風が吹きすさぶ万博会場に緊張が走った。午後3時30分頃、東ゲート裏手のバス専用道路にサイレンを鳴らした消防車と救急車が出動。関係者の話を総合すると、万博オフィシャルスタッフが異臭を感知、東ゲート上空に煙が上がっているのを確認し、防災センターに通報を行った。異臭や煙を確認した人は複数人に上るという。

 通報を行ったというスタッフの男性は、消防隊員の問いかけに「煙が終わった後に、何かなと思って確認のため連絡したんです。異常は3~4秒くらい。東ゲート全体に煙がうわーっとなって。その他の方も見られていた感じです。(午後3時)20分頃ですかね。(これは)危機管理センターかなと思って」と回答。

 異変を察知し集まった報道陣に対し、別のスタッフが「すいません、消防警察関係の方以外は離れてもらっていいですか」「撮影NGでお願いします。万博協会の方から撮影NGと通達が出ているんで」と取材をやめるよう訴える場面もあった。

 その後、通報は誤報だったとして、午後4時前に消防隊は引き上げ。消防隊員の1人は「もう大丈夫です。火災ではありませんでした。原因は分かりませんが、確認したところ異常は見られませんでした」と話した。

 消防車が駆けつけたのは一般来場客からは見えない関係者用の道路とあって、群衆に大きな混乱はなかった。

次のページへ (2/2) 【写真】一時騒然となった現場の様子
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