万博の“喫煙所問題” 計2か所のみの設置で人気パビリオン以上の行列の可能性も

大阪・関西万博が13日に開幕する中、9日は『メディアデー』として報道陣に公開され、約4500人が来場した。

会場最寄りの大阪メトロ中央線夢洲駅、2か所設置された喫煙所の1つ【写真:ENCOUNT編集部】
会場最寄りの大阪メトロ中央線夢洲駅、2か所設置された喫煙所の1つ【写真:ENCOUNT編集部】

万博は13日に開幕

 大阪・関西万博が13日に開幕する中、9日は『メディアデー』として報道陣に公開され、約4500人が来場した。

 今年1月に路上喫煙が全面禁止となった大阪市で開催されるビッグイベントで、喫煙所は東ゲートの左右に1か所ずつ計2か所設置された。当初は会場外の1か所の予定とされ、大阪市内の喫煙所数が少ないという声と同様に疑問があがっていた。

 ただし、大きくは変わっていない。サイズはやや違いがある2か所あわせて100人程度入れば窮屈に感じるかもしれない。会場の広さを考えると、20~30分近く喫煙所を探し求めるケースも出そうだ。

 この日も、愛煙家の報道陣が引っ切りなしに出入りした。半年の開催期間中、想定来場者数の最大は1日22万人ともされている。現実になれば、運営にはうれしい悩みになりそうだが、喫煙者が1%でも2200人と考えると、人気パビリオン以上の行列も考えられそうだ。

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