デモ飛行で拍手 “空飛ぶクルマ”、2028年の運航開始へ…移動時間は半分以下に短縮

大阪・関西万博が13日に開幕する中、9日は『メディアデー』として報道陣に公開され、約4500人が来場した。会場内のポート『EXPO Vertiport』では話題を呼んだ“空飛ぶクルマ”のデモンストレーション飛行が行われた。

デモ飛行する空飛ぶクルマ【写真:ENCOUNT編集部】
デモ飛行する空飛ぶクルマ【写真:ENCOUNT編集部】

大阪・関西万博は13日に開幕

 大阪・関西万博が13日に開幕する中、9日は『メディアデー』として報道陣に公開され、約4500人が来場した。会場内のポート『EXPO Vertiport』では話題を呼んだ“空飛ぶクルマ”のデモンストレーション飛行が行われた。

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 3人乗りの機体の飛行は無人のリモートで行われ、5メートルの高さまで浮上。旋回し、3分50秒で無事に着陸。報道陣から拍手が起こった。

 上空にはヘリコプターも飛んでいたが、騒音はかなり小さく、開発したSkyDrive社の福澤知浩代表取締役CEOは、垂直の離着陸が可能で、機体がコンパクトであるため、ビルの屋上などにも着陸しやすいこと、ドローンと同じように複数プロペラで安全に飛行できることなども併せてアピールした。今回の飛行後の充電時間は約20分とされた。

 大阪メトロと連携しており、2028年の運航開始を目指していると説明。万博会場から新大阪まで電車や車での移動が40分から1時間かかるところを、“空飛ぶクルマ”であれば15分で移動できるという。万博開幕後には機体を展示予定という。

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