フジ関連イベントが続々中止の中、『TOKYO IDOL FESTIVAL』は開催…にしたんクリニック社長「アイドルの目標をなくしてはいけない」

フジテレビが関連する音楽イベント『TOKYO IDOL FESTIVAL2025 supported by にしたんクリニック』(TIF)の開催が9日、公式サイトなどで正式発表された。2010年から始まった夏恒例のアイドルフェス最高峰だが、昨年末に表面化した中居正広氏・フジテレビ問題、同局が関わるイベント・行事が続々と中止。「TIF開催も難しい」と見られていたが、8月1日、2日、3日で例年通り、東京・台場周辺での開催が決定した。4年連続特別協賛のにしたんクリニックなどを運営するエクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長は10日、TikTokを更新。同局にTIF開催を提言していた理由などを語った。

エクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長【写真:増田美咲】
エクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長【写真:増田美咲】

TIFは最高峰フェス「アイドルの甲子園大会」

 フジテレビが関連する音楽イベント『TOKYO IDOL FESTIVAL2025 supported by にしたんクリニック』(TIF)の開催が9日、公式サイトなどで正式発表された。2010年から始まった夏恒例のアイドルフェス最高峰だが、昨年末に表面化した中居正広氏・フジテレビ問題、同局が関わるイベント・行事が続々と中止。「TIF開催も難しい」と見られていたが、8月1日、2日、3日で例年通り、東京・台場周辺での開催が決定した。4年連続特別協賛のにしたんクリニックなどを運営するエクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長は10日、TikTokを更新。同局にTIF開催を提言していた理由などを語った。

 西村氏は動画で「いよいよ、発表することができました」と安どの笑みを浮かべた。そして、「僕は1月ぐらいから、このTIFに関しては『絶対に支えてあげなきゃ』と思っていました。いろいろ大人の事情があって教えてあげることができませんでしたが」と振り返った。

 その上で、自身がAKB48の派生ユニットだったフレンチ・キス(柏木由紀、倉持明日香、高城亜樹)のサポートをきっかけにアイドルとの接点を持ったことを回顧。「コンサートに来ているファンの方たちの目がキラキラ輝いているのを目の当りにして、『アイドルって、本当に社会に必要でいろんな人を元気にしている』と感じました。それ以降、『僕は機会があればアイドルの皆さんを支えていこう』というものがあるものですから」と今回の決断理由を語った。

 にしたんクリニックはコロナ禍にあった21年からTIFの特別協賛を続けており、今年で4年目。西村氏はさらに「『TOKYO IDOL FESTIVAL2025 supported by にしたんクリニック』までがワンセットですから、『自分がやらないわけにはいかない』『アイドルを始めた人たちの目標をなくしてはいけない』と思い、今年もやろうとということになりました」と説明し、「皆さん、ちょっとは笑顔になりましたでしょうか」と問いかけた。

 西村氏の言葉通り、15周年を迎えるTIFは「特別なイベント」になっている。10年に女性アイドルグループを中心に初開催。一つの会場に50組以上が集った初のアイドルイベントとして注目され、3年目の12年は111組732人と100組を超えた。16年には300組超、コロナ禍の20年はオンライン開催となったが、21年以降も200組前後のアイドルが参加している。坂道、48らの有名グループだけでなく、ローカルグループも多数出演。出演権を懸けた「予選会」も開催されており、TIF=「アイドルの甲子園大会」の様相になっている。

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