三宅健が考える「アイドル」 迷った末の回答は「いつの時代もストーリーを生み出してきた存在」
アーティストの三宅健は『THE iDOL 三宅 健 写真集』の刊行を記念し、11日より「PARCO MUSEUM TOKYO」(渋谷PARCO 4F)にて、写真展「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」を開催する。10日に行われた囲み取材では、お笑いタレントのやす子に写真展来場を呼びかける場面があった。

11日から写真展「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」が開催
アーティストの三宅健は『THE iDOL 三宅 健 写真集』の刊行を記念し、11日より「PARCO MUSEUM TOKYO」(渋谷PARCO 4F)にて、写真展「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」を開催する。10日に行われた囲み取材では、お笑いタレントのやす子に写真展来場を呼びかける場面があった。
愛車は世界200台限定のメルセデス…ベテラン女優のクラシックな愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)
虚像とリアルの狭間をテーマにした同写真集は、三宅自身がクリエイティブディレクションを行い、「アイドル」を再解釈。アーティストとしての新たな魅力を探る1冊に仕上げた。同写真展では、収録カットのほか未公開カットも展示される。
三宅は、印象に残っている1枚に「ワンちゃんがたくさんいるカット」をあげ、「たまたまわんこを散歩させている方がいて『一緒に撮影させてもらえませんか?』て言ったら、不可思議な格好をした人を飼い主さんは快く受け入れてくれて。とっても行儀よく写真に収まってくれました」と振り返った。
撮影は、カメラマンを担当した小見山峻氏の地元、実家などでも実施しており「低予算でやっていますので(笑)」と本音を漏らした。渋谷で撮影したカットについては「合成、CGじゃないですよ」と言い、「長蛇の列を見つけたので、並んで撮っちゃえって。10、15分はやってたと思います。誰も僕のことに気づいてなかった。ほとんどの人が携帯を見ていたいんじゃないですかね。気づかれずに無事に撮影を終えました」と回顧した。周囲の人間に気づかれなかったことについては「全然さびしくないです」ときっぱり。自己採点を求められた場面では「カメラマンのお2人の作品でもあり、スタイリストの作品でもある。チームで作ったものなので、100点満点をつけたい」とした。
今回はお渡し回も実施。「数秒かもしれない。間近で、目と目を合わせて、面と向かって会うことはなかなかない。限られた時間で、数人しかできないかもしれませんが、ここ最近のことで一番楽しみにしていたことです」と声を弾ませた。この日は「アイドルとは」という質問もぶつけられた。「難しいんですよね。よく聞かれますが……」と迷った後、「普遍的で、かけがえのないもの。いつの時代も、アイドルはストーリーを生み出してきた存在じゃないかなと思っています」と答えた。
自身が所属する事務所の社長・滝沢秀明や、後輩メンバーから写真展を実施することに関するコメントは「特に(ない)」とのこと。YouTubeでたびたび共演しているお笑いタレント・やす子にも「伝えてない」そうで、カメラに向かって「やす子ちゃん! 写真展やっているから見に来てね。5月6日までやってるから。ゴールデンウィーク中でお客さん多いかも知れない。言ってくれたらオープン前に見られるようにするので、来てください!」と呼びかけた。
