NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが10日、恒例の朝ドラ受けを行った。この日は連続テレビ小説『あんぱん』の第9回が放送され、主人公・朝田のぶ（永瀬ゆずな）の朝田家でパンを作るが、なかなか売れない様子や嵩（木村優来）が母・登美子（松嶋菜々子）を訪ねて一人で高知まで行く展開が描かれた。『あさイチ』では、鈴木アナがある事情で嵩を心配する言葉を発していた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

『あんぱん』の第9回では、ラストシーンに、母から届いたハガキに書かれていた住所をたよりに嵩が高知の母を訪ね、再会する様子が描かれた。その前にはのぶが嵩の母が再婚したという情報を耳にするシーンがあった。嵩は母の事情を知らないと思われ、高知の家から出てきた嵩の母の表情も、突然の息子の姿に驚いたようではあったがこの日のラストシーンに笑顔はなかった。

『あさイチ』では、大吉が「お母さんの所にたどり着いたけど…」と切り出すと、鈴木アナが「嵩が傷つく予感しかしないんだけど。大丈夫ですかね。再婚したと言ってたりとか…」と心配そうな表情を見せた。大吉も「やっぱりそうかな」と言いながら、同様に心配そうにしながら「『お母さんのここあいてますよ』はないかな。ないよね」と何かを抱くかのように右腕をあげていた。すると華丸は「いやいや、それ春日ですよ」とツッコミを入れ、この日のゲストの春日俊彰の方を指さした。その後、華丸は「でも住所を書いていたんでしょ。来るかもみたいな感じじゃないの？」と語っていた。

　その後、大吉は先週放送された予告に言及し「予告でもちらっと大きくなっていたからね。先週ね。明日中には大きくなるのかね？」と語った。その後、ゲストの春日が紹介され、春日が「春日のここ、あいてますよ。出ましたー。おめでとうございます。出ましたよ」と言い、スタジオを笑いに包んでいた。

『あんぱん』は、俳優・今田美桜が主人公・朝田のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・小松暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。幼少期の朝田のぶを永瀬ゆずな、柳井嵩を木村優来が演じる。