松坂桃李、新作の撮影初日に台本忘れる「不安で気が気じゃなかった」

俳優の松坂桃李が9日、都内で行われた映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(5月9日公開)のジャパンプレミアに出席した。新作の撮影初日に見舞われたトラブルを告白した。

『パディントン 消えた黄金郷の秘密』ジャパンプレミアに出席した松坂桃李【写真:ENCOUNT編集部】
『パディントン 消えた黄金郷の秘密』ジャパンプレミアに出席した松坂桃李【写真:ENCOUNT編集部】

新生活を送る人にエール「寄り道も楽しんだスタートを切って頂けたら」

 俳優の松坂桃李が9日、都内で行われた映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(5月9日公開)のジャパンプレミアに出席した。新作の撮影初日に見舞われたトラブルを告白した。

 4月にからめて、自身が新スタートを切ったときの印象的なエピソードを問われて松坂は「僕は近々の話なんですけど」と切り出し、「4月1日ちょうどに、新しい作品にクランクインした。すごく気持ちがいいなと思っていたら、その作品の台本を当日忘れる。すごく不安でしょうがなくて、気が気じゃなかったです。一応セリフは(頭の中に)ちゃんと入ってはいるけど、手元にないと不安。自分の中では『あ~、悔しい~!』みたいなものはすごいありました」と回顧。まわりには「バレませんでした(笑)。ギリ、バレなかったです」と笑顔をこぼし、「現場入ると、台本ってお守りみたいな存在になっているので、お守りがないのがすごい不安だった」と胸中を明かした。

 また、新生活を送る人に向けたコメントを求められて「寄り道を楽しむことかもしれません。僕は小さい目標をいくつか立てつつ、最終的にはちょっと遠めの目標にたどり着くような、道しるべになるような、目標というかポイントを立てながらお仕事させてもらっている。その中でも予期せぬことがたくさんある。『ああ、しまった』ということではなく、自分の中で『これは長い人生の中で考えたときの、ちょっとした寄り道』みたいに捉えると、自分の捉え方がとてもゆったりとした感じになる。楽しむことができると思う。ぜひ、寄り道も楽しんだスタートを切って頂けたら」とエールを送った。

 同イベントには、吉田羊、三戸なつめ、大平あひるも出席した。

 同作は、マイケル・ボンドのロングセラー児童小説『パディントン』シリーズを原作とする実写エンターテインメント映画の3作目。英ロンドンでブラウン一家と平和に暮らしていたクマ「パディントン」のもとに、故郷から1通の手紙が届く。育ての親である老グマ「ルーシーおばさん」の元気がないという。都会暮らしになれてしまい、すっかり野生の勘を失ったパディントンは次々と大ピンチに遭遇。さらにブラウン一家との家族の絆も試される。はたしてルーシーおばさんを見つけることができるのか、というストーリーが展開される。英国では、オープニング成績964万ポンド(約19億円)と、過去2作を上回る興行成績で初登場1位を記録している。

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