井ノ原快彦、『特捜9』シリーズ完結への思い V6楽曲の主題歌に感謝「本当に助けられた」

俳優の井ノ原快彦、羽田美智子が9日、同日スタートとなるテレビ朝日系連続ドラマ『特捜9 final season』(水曜午後9時)の座談会に出席した。

座談会に出席した井ノ原快彦【写真:ENCOUNT編集部】
座談会に出席した井ノ原快彦【写真:ENCOUNT編集部】

『警視庁捜査一課9係』から数えること通算20作目となるfinal season

 俳優の井ノ原快彦、羽田美智子が9日、同日スタートとなるテレビ朝日系連続ドラマ『特捜9 final season』(水曜午後9時)の座談会に出席した。

 2018年4月、『警視庁捜査一課9係』からバトンを受け継ぐ形でスタートした、井ノ原主演の『特捜9』。難事件に挑む個性派刑事たちの活躍と、背景にあるそれぞれの人生模様をていねいに描き、シーズンを重ねるたびに新たな視聴者層を巻き込んでファンを増やしてきた。06年から17年まで、故・渡瀬恒彦さん主演の刑事ドラマ『警視庁捜査一課9係』から数えること通算20作目となるfinal seasonとなる。

 シリーズ完結への思いについて、井ノ原は次のように語った。

「普通にシリーズがこれだけ長く続いてファイナルを迎えるってことは、マイナスに捉える人がいるのかもしれないですけど、毎年僕たちは最後だと思ってやっていて、それが20年続いて『最後ですよ』って言われてスタートできる。こんなに幸せなことはなくてですね、大体来年もあるだろうなってぼんやりして、終わって、ないっていうパターンの方がきっと多い。それはテレビ朝日さんの愛情だなと思っています。最後だから何ができるかなって話し合いができたのはすごく幸せです」

 また、V6の楽曲が主題歌として使用されてきたことについても、「20曲主題歌をやらせていただけたっていうのは、やっぱりV6時代も本当に助けられたというか、そのたびに集まってMステに出させてもらったり、リリースができるっていうのは、本当のドラマのおかげだったなと思って、本当にありがたく思ってるんです」と深い感謝をあらわにした。

 さらに、『特捜9』らしい撮影現場のエピソードを聞かれると、「脚本家の方も承知の上でなんですけど、ドキュメンタリーだから皆さんと一緒に話しましょうみたいな感じでやっていて、じゃあこれやるわ、じゃあこっちやろうとかっていうのはなかなか他の現場ではできないし、それを動かすのってすごい能力がいることなんですね。だけど、俳優同士で『そこもうちょっとこうした方がいいよ』とか言う人もいるし、多分初めて見た人はびっくりしただろうなって」と振り返った。

 進行を務めた大川武宏ゼネラルプロデューサーは「もう仕事ではなくて、この役に自分が課せられた使命を全うされてる感じがします」と、キャスト陣の真摯な姿勢を称えていた。

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