【あんぱん】朝ドラ初出演の二宮和也、息子役に北村匠海、妻役に松嶋菜々子で「この人生もう勝ちです」
嵐の二宮和也が柳井清役で出演するNHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)について、出演が決まった際の心境や作品の見どころなどをコメントした。

柳井嵩の父・清を熱演 物語はすでに他界しているところからスタート
嵐の二宮和也が柳井清役で出演するNHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)について、出演が決まった際の心境や作品の見どころなどをコメントした。
作品は漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに、戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦が“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いたオリジナル。ヒロイン・朝田のぶを今田美桜が務め、柳井嵩を北村匠海が演じる。柳井清は出版社をへて新聞社での海外赴任時代に病死。文学や絵に造詣が深い、嵩が大好きな父。清はすでに他界しているところから物語は始まる。
二宮は朝ドラ初出演。まず嵩の父親役としてオファーを受けた際の気持ち明かした。
「朝ドラには呼ばれることはないんだろうなと思っていたので、びっくりしました。発表されてからはどこに行っても『おめでとう』と言っていただき、主役かと思うほどの祝福を受けました(笑)。僕がオファーを受けた時は、まだ嵩役が発表されていなかったので、あとから北村くんだと知ったんですよ。ドラマで同じ作品に出るのは初めてですが、バラエティー番組でお会いした時は、クールな印象で、すごく器用な方だと感じていて。割と性質としては同じ属性にいる人間なのかなと感じていたので、親子というのはしっくりくるものがありましたね。そして、妻役が松嶋菜々子さん。この人生はもう勝ちですね、みんなに自慢します(笑)」
自身が演じる清を、どんな人物だと想像して芝居に臨んだのか。
「嵩が進んでいく道のきっかけを作った人だと思うので、なるべくやさしさとあたたかさを嵩の心に残せるようにしたいと思っています。生前もきっと、嵩のやりたいことに対して選択肢を与えながらも強制はしないような、当時にしては柔和なお父さんだったんじゃないかなと。ただ、嵩が小さいころに亡くなっていて、思い出にも限りがあるので、嵩にはなるべく思い出してほしいですね(笑)。人間というのはやっぱり苦しい時に楽しい記憶を思い出すもので、本来ならば嵩にとっては思い出さない方が豊かな人生なんだと思いますが…。僕、二宮個人としては、いっぱい思い出してほしいです(笑)」
二宮は最後に、作品の見どころも紹介している。
「物語はもちろん、キャストの方々がすごく豪華ですよね。それぞれのキャラクターが濃いので、まさに実写版“アンパンマン”のような感じで、ワクワクします。出演者ではありますが、僕も視聴者の皆さんと一緒に放送を楽しみにしています」
