『豊臣兄弟!』新キャスト発表 乃木坂46井上和が大河初出演「まだ信じられない気持ち」
NHKは8日、2026年に放送される大河ドラマ『豊臣兄弟!』の新キャストを発表。オーディションにより、乃木坂46の井上和の他、元櫻坂46で俳優の菅井友香、俳優の佳久創、俳優の松本怜生、俳優の濱田龍臣が選抜された。

2026年放送
NHKは8日、2026年に放送される大河ドラマ『豊臣兄弟!』の新キャストを発表。オーディションにより、乃木坂46の井上和の他、元櫻坂46で俳優の菅井友香、俳優の佳久創、俳優の松本怜生、俳優の濱田龍臣が選抜された。
作品は強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下克上サクセスストーリー。仲野太賀が主人公・豊臣秀長を、池松壮亮が秀長の兄で天下人となる秀吉を演じ、脚本は八津弘幸氏が務める。
今回、豊臣兄弟と共に乱世を生きる重要人物のうち、オーディションにより選抜した5人のキャストが発表。大河ドラマ初出演となる乃木坂46の井上は、浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれた、茶々、初、江の“浅井三姉妹”の長女を演じる。井上は今年3月、ドラマ『スプリング!』で地上波ドラマ初主演を務めた。
茶々役のオファーを受けた時の気持ちについて「とても驚きましたし、まだ信じられない気持ちです。私の所属する乃木坂46の先輩、久保史緒里さんの出演されていた『どうする家康』を視聴者として見ていて、画面の中で生きる先輩の姿に、いつか私も同じように活躍したいなと思っていました。今回、オーディションを受けさせていただけることがまずは嬉しくて、とにかくオーディションに真摯しんしに向き合おうという気持ちで挑みました。そんな中でこうして選んでいただけたことが本当に光栄ですし、刺激的な日々を過ごせるのではないかと今からとてもわくわくしています。新たな挑戦への不安もありますが、それ以上に選んでいただけたことへの感謝や、それに応えられるようにがんばりたいという気持ちが大きいです」とコメントしている。
また、茶々を演じる意気込みを問われると、「私は最初、茶々という人物に対して、気の強い女性という印象が強かったです。しかし調べていくうちに、実は自分の大切な人のために最善の策を取ろうと強く立ち続けた女性なのだと知りました。そんな茶々を過去にたくさんの素晴すばらしい役者さんが演じられてきた結果、より魅力的で印象の強い人物となったんだと思います。私はまだ演技経験も浅く、茶々という人物を演じることに対して不安もあるのですが、同時にこのような機会に胸が躍る私もいます。激動の時代を激しく生きたこの茶々という女性の魅力を私なりに引き出せるよう、精一杯演じたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と語っている。
その他、秀長の重臣の1人である藤堂高虎を佳久創、秀吉に重用された近江国生まれの大名である石田三成を松本、信長に徹底抗戦した、美濃・斎藤道三の孫・斎藤龍興を濱田、加賀国の大名・前田利家の妻まつを菅井が演じる。
