タレントのダレノガレ明美が6日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』（日曜午前11時40分）に出演。番組では元タレント・中居正広氏と元フジテレビ女性アナウンサーAさんとのトラブルを業務の延長線上の“性暴力”と認定した第三者委員会の報告を取り上げた。

　中居氏とA氏との“当日”の『メンバー見つからずです。2人だけじゃ気になるよね。せっかくだから飲みたいけど』『お店のレパートリーが情けないですが乏しく……笑。どうしようかね』などのやりとりが紹介され、実際は中居氏は人にも店にも連絡していないと説明された。

　MCの上沼恵美子から見解を求められたダレノガレは「ヤバい」と発した後、「すごい思うんですけど。中居さんって全部遠回しに言ってません？　これも“2人で会いたいんだよね”って言えばいいのに。ホントはもう1人いるよ、とか。全部遠回し、遠回してから回ってるっていうか」と直接の誘いではないことを指摘した。

　上沼は「結局、小さい時からスターになった人の口調なんやろうな。何となくボヤっと（思いを明か）したら、必ず手に入るっていうやり方。僕が頑張って取得に行く、手に入れにいくってことはしない。みんな周りがしたから。だから、そういう言い回しは得意なんじゃないかな。クセなんやろうね。口ぐせなんやと思うね」と推測した。

　上沼は「“僕、いま甘いのが食べたいかな？”みたいなこと言うて、フッと見たら、シュークリームからおはぎからお団子からウワッと並んでる、そんな世界だったんだと思う」と怒りを抑えるように話した。

　その後、お見送り芸人しんいちが中居氏について「ボケたりしてこなかったのかなあと思って」と私見を披露し、「僕たちはデートしてもらうために必死こいてボケるんですよ。でも、（中居氏は）ボケがなくても許されてたのかなと思って」と続けた。

「頭下げて“デートしてください”って」と実演するしんいちに向かって、ダレノガレは「すごい。本当に、すごいです」と思わせぶりにコメント。上沼が「明美ちゃんを口説きに行ってる？　お前、あかんで」と鋭く反応すると、しんいちは「ダレノガレさん、しょっちゅう、この番組、ようすれ違うんですよ」と弁明。ダレノガレは「いっつもホントに収録かぶってないのに、絶対あいさつしに来てくれるんですよ」と暴露。

　しんいちが「はい」と肯定すると、ダレノガレは「“あっけみちゃ～ん”って」とまねた。しんいちは「コンコンコン（とノックして）、“明美ちゃん、いる？”ってやってるんですよ」と明かすと、ダレノガレは「ずっと投げキスしてくれます」と打ち明けた。

　上沼は「気色悪い。ごめんね、明美ちゃん」と謝罪した。「何で暴露されなあかんの」と不満を漏らすしんいちに対し、ダレノガレは「でも、女性からしたら、こんなに言ってくれるとすごいうれしいです。ホントに」と“遠回し”ではない直接的な手法を“あり”とした。

「えっ」とにやつくしんいちに、ダレノガレは「でも、いろんな人に同じことやってるって。誰にでも」としっかりダメ出しし「発情期のネコみたいな感じで」と付け足して笑わせた。