太田光、被害女性アナへの対応を誤ったフジに辛らつ「全部、タレントの顔色をうかがっている」

お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が6日、MCを務めるTBS系『サンデー・ジャポン』(日曜午前9時54分)に生出演し、中居正広・フジテレビ問題における同局の対応に「事なかれ主義」「タレントの顔色をうかがっている」などと私見を述べた。その上で「テレビ局はこんなことで」と嘆いた。

爆笑問題・太田光【写真:ENCOUNT編集部】
爆笑問題・太田光【写真:ENCOUNT編集部】

『サンデー・ジャポン』で私見

 お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が6日、MCを務めるTBS系『サンデー・ジャポン』(日曜午前9時54分)に生出演し、中居正広・フジテレビ問題における同局の対応に「事なかれ主義」「タレントの顔色をうかがっている」などと私見を述べた。その上で「テレビ局はこんなことで」と嘆いた。

 同問題の第三者委員会が調査報告書を公開したことを受け、太田は言った。

「テレビ局として、事なかれ主義というか先送りにして、フジテレビの消極性というか……こんなんだったのかという衝撃はありました。やり取りを見ていると、全部、タレントの顔色をうかがっていて、フジテレビとしてどうしたいのかが一切出てこない。テレビを制作する人間として何のアイデアもない」

 その上で「吉本が怖いのか、ジャニーズが怖いのか。テレビ局はこんなことで……。ジャニーズ(問題の)時もそうじゃないですか。ジャニーさんがどう言うか、メリーさんがどう言うか、ジュリーさんがどう言うか、飯島がどう言うか、そればっかりを気にしていて、フジテレビとしてどうしたいのかがなくて、クリエイティブな仕事をする会社として本当に成立するのかなというのもあります」などと指摘した。

 調査報告書では、フジテレビ社員の女性Aさんが中居氏から性被害を同社に申告したにも関わらず、当時の港浩一社長と大多亮専務、編成制作局長Gが「女性Aが同意して中居氏所有のマンションに行ったこと、中居氏が異なる認識を持っていること等を重視して、本案件を『プライベートな男女間のトラブル』と即断した」と記述。「こうした3名の誤った認識・評価が、CX(フジテレビ)における本事案への対応を誤る大きな要因となった」と指摘した。そして、中居氏により近い立場だった編成幹部B氏のさまざまな問題行動も踏まえ、「特筆すべきことは、CX(フジテレビ)の幹部が、中居氏サイドに立ち、中居氏の利益のために動いたことである」と断定している。

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