なにわ男子・長尾謙杜、當真あみに花束贈呈「四葉のクローバーのしおりのお返しできてなかったので」
なにわ男子の長尾謙杜が4日、都内で行われたた映画『おいしくて泣くとき』(公開中、横尾初喜監督)の初日舞台あいさつに、當真あみ、美村里江、安田顕、横尾監督とともに出席。クランクアップ時のお返しとして、當真に花束を贈った。

「演じるのは一瞬。一つひとつを大切にしていきたい」と想い
なにわ男子の長尾謙杜が4日、都内で行われたた映画『おいしくて泣くとき』(公開中、横尾初喜監督)の初日舞台あいさつに、當真あみ、美村里江、安田顕、横尾監督とともに出席。クランクアップ時のお返しとして、當真に花束を贈った。
主人公の心也を演じる長尾は、同作が初の劇場映画主演。初日を迎えた気持ちを「うれしい気持ちでいっぱいです」と喜び、「ここにいるキャスト、スタッフ、横尾監督。皆さんと力を合わせて誠心誠意込めて作った作品が届いて、こうやって反応を返してくださるのがうれしいです」と感慨深い表情を見せた。
続けて、心也の父親役を務めた安田との共演については「撮影は2日間だけで……」と明かし、「でも、濃密な時間で。役としても個人としても学びがありました。このタイミングで共演させていただけて、これからの僕の活動にいい影響があったので、これからにつなげていきたいと思います」とにっこり。
この日は、作品の内容と絡めて「約束したいこと」をテーマにフリップトークも実施した。長尾は「今を大切に」とフリップに書き、「皆さんとここに登壇させていただいて、こうやって皆さん来てくださって、集まるのって今限り。一つひとつの時間を大切にしていきたい。作品1つ、シーン1つとっても、演じるのって一瞬だけ。その一つひとつを大切にしていきたいと思います」と語った。
イベントの終了間際には、長尾が當真に花束を贈呈する場面も。長尾は「クランクアップのときに、四葉のクローバのしおりをいただいたんです。お返しができていなかったので、花束を」と當真に手渡した。
これに當真は「特別な意味を込めて渡していたわけではないですが、まさかですごくうれしいです」と笑顔を見せ、長尾のすごいと思うところを聞かれ「こういうところだと思います。周りが見ている、細かいところまで気づくのがすごいなって思います。インタビューでもそうですが、いろいろな場面で助けていただいて。(報道陣が)質問をくださったとき、ちょと止まったらぱっと答えてくださったり、そういうところでも助けられました」と答えていた。
同作は、作家・森沢明夫氏による同名小説を原作に実写映画化。幼いころに母親を亡くした心也(長尾)と、家に居場所がない夕花(當真)は同級生で、あることをきっかけに「ひま部」を結成し、次第に距離を縮めていく。しかし、ある事件が起こり、夕花は姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年がたち、明かされる彼女の秘密とは……というストーリー。
