NHK連続テレビ小説『あんぱん』（月～土曜午前8時）の第5回が4月4日に放送され、主人公・朝田のぶ（永瀬ゆずな）の父・結太郎（加瀬亮）の急逝で悲しみにくれる朝田家の様子が描かれた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　家族が悲しむ中、のぶ（永瀬ゆずな）は一粒の涙も流さなかった。あくる日、表情なく居間に座り込んでいたのぶは、汽笛が聞こえてくると、不意に立ち上がって駅まで全力で駆けて行った。帰ってくるのではないかと駅で必死に父を探した。駅に居合わせた嵩（木村優来）が歩み寄りある1枚の絵を差し出した。絵には父が出発する際、のぶに帽子をかぶせた様子が描かれていた。それを見たのぶは、そこで初めて号泣した。

　SNSでは「これは泣ける」「朝からつら過ぎ」「朝から涙」「号泣だ」「1週目だよね」「悲し過ぎる」「せつない」「マジ泣き」と言った声であふれた。

　作品は俳優・今田美桜が主人公・朝田のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに、苦難に面しても夢を忘れず荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでの愛と勇気の物語。幼少期の朝田のぶを永瀬ゆずな、柳井嵩を木村優来が演じる。