NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが3日、恒例の朝ドラ受けを行った。この日はNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第4回が放送され、主人公・朝田のぶ（永瀬ゆずな）の大好きな父・結太郎（加瀬亮）に起こったまさかの事態が描かれた。『あさイチ』はまさかの急展開に大吉の「急すぎるだろ」という言葉で朝ドラ受けをスタートした。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　第4回では商事会社に勤める結太郎が海の向こうに1か月の予定の出張に旅立っていった。出発前には3人の娘に「女子も遠慮せんと大志を抱きや」と優しく言っていた。駅まで見送りに来たのぶには、かぶっていた帽子をかぶせて旅立った。そして終盤、医師・柳井寛（竹野内豊）のいる柳井医院に電話があり、その内容を寛が朝田家に伝えに行く流れが描かれた。寛が伝えたのは、結太郎が帰りの船で心臓発作を起こして亡くなったということだった。のぶたち朝田家の家族はぼう然としていた。

『あさイチ』では大吉の「急すぎるだろ」という言葉に続き、鈴木アナも「まだ4日目ですよね。始まって……いやー」とまさかの展開にびっくり。大吉は「お父さん、元気ないなと思ってたのよ」と語ると、華丸も「問診受けてたでしょ」とこれまでの展開を振り返っていた。

　その後、大吉が「帽子最後、かぶって行かなかったからなんか……」と駅まで見送りに来たのぶに結太郎が自分の帽子をのぶにかぶせて旅立ったことに触れると、華丸が「シャンクスの渡し方でしたけど」と反応。大吉は「ああ、『ONE PIECE』ね」と言うと鈴木アナも「本当だ」と盛り上がっていた。その後、華丸は「でも麦わらをかぶっているのは阿部（サダヲ）さん……ややこしいんですけど」と語ったが、最後は大吉や鈴木アナと同様「いやー驚いた」と結太郎の衝撃的な展開にビックリしていた。

『あんぱん』は、俳優・今田美桜が主人公・朝田のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・小松暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。幼少期の朝田のぶを永瀬ゆずな、柳井嵩を木村優来が演じる。