元AKB48でタレントの柏木由紀が1日、日本テレビ系『FUN！FUN！FANTASTICS SEASON5』（火曜深夜0時59分）に出演。デビューまでの経緯と、グループ卒業を決めた理由を明かした。

　鹿児島県出身の柏木は、「元々、小学校の時からアイドルが大好き」。特にモーニング娘。の大ファンで、「自分もモー娘。になりたかった」という。そんこともあり、柏木はハロー！プロジェクトのオーディションを「4回受けた」とのこと。「モー娘。は結構、厳しいな」と感じた折、ファッション誌でAKB48のオーディションを見付けたそうだ。

　柏木は「秋元（康）さんの存在は、もちろん知ってますし……」と応募を決意。実は1期生の審査に残り、「明日、面接したいです」と連絡を受けたそうだが、当時は鹿児島在住、しかも面接が平日ということもあり、「結局、行けなくて辞退した」という。

　その後、柏木は15歳で3期生としてAKB48に加入。昨年に卒業したが、在籍17年は歴代最長だ。

　在籍中、柏木は「本気で辞めたいと思ったことはなかった」そうで、卒業についても「なにかが嫌で辞めたわけではない」と発言。「『私、30歳まで辞めません』みたいなことを音楽番組で発表して……。だから、30（歳）まではいることが確定してたんですよ」と説明すると、「30（歳）になってみて、年齢というよりは体力とか。シンプルにライブの時にしんどくなったり……」と告げた。

　続けて、「それこそホント、私が30（歳）を超えた時にロックダンスをやる曲があった」と回想。その曲『根も葉もRumor』では「1か月筋トレをやったりとか、レッスン方法も変わってきた」そうで、ダンスの映像をメンバーで見直す中、後輩に「分かりますか？　柏木さん、足が上がってないです」などと指摘されたという。

　これを受け、柏木は「あ……ちゃんと足、引っ張ってるな」と実感。「昔は、それこそフォーチュンクッキー（『恋するフォーチュンクッキー』）で（手で）おにぎり作ってれば……だったんですけど、ちょっとしんどいな」と卒業発表までの心境を打ち明けた。