ハラスメント認定の元フジ取締役・反町理キャスター、番組出演を当面見合わせも「説明責任を果たせ」の声
BSフジは1日、報道番組『BS フジLIVE プライムニュース』(月曜~金曜午後8時)のキャスターの反町理氏が、3月31日にフジテレビ問題第三者委員会の調査報告書内でハラスメント行為が認定されたことを受け、同氏の出演を当面見合わせることを発表した。反町氏は同月27日、フジテレビ取締役を退任している。

女性2人に対してセクハラ、パワハラ…報道後も処分なしで昇進
BSフジは1日、報道番組『BS フジLIVE プライムニュース』(月曜~金曜午後8時)のキャスターの反町理氏が、3月31日にフジテレビ問題第三者委員会の調査報告書内でハラスメント行為が認定されたことを受け、同氏の出演を当面見合わせることを発表した。反町氏は同月27日、フジテレビ取締役を退任している。
同社は書面を企業公式サイトで公開し、「2025年3月31日に行われたフジテレビ問題に関する第三者委員会の報告を受け、(株)ビーエスフジとしては反町理キャスターの『BS フジLIVE プライムニュース』出演を当面見合わせることといたしました」と報告した。
その上で「今後に関しては、フジテレビが第三者委員会の報告書で指摘された類似事案についてあらためて事実確認をしたうえで厳正に対処するとしており、ビーエスフジではそれをふまえ判断いたします」と伝えた。
報告書よると、反町氏は2006年から08年の間、報道局の後輩だった女性社員2人をドライブや食事に連れ出し、それを断られると業務上必要なメモを共有せず、不当な叱責(しっせき)をしたと断じている。そして、これらはセクハラ、パワハラ行為に該当し得るとし、「反町氏がキャスターとして番組に出演し続け、昇進を続けることによりセクハラやパワハラをCX(フジテレビ)に相談しても無駄と思わせる結果となっているなど問題視する意見が寄せられた」としていた。
現実に反町氏によるハラスメントは週刊誌でも報じられたが、同氏は懲戒処分を受けることもなく、キャスターを続け、2020年6月26日付で執行役員に、21年6月25日付で取締役に昇進している。一方で、第三者委員会の報告書が公開される4日前の今年3月27日に取締役を退任。同31日、記者会見したフジテレビの清水賢治社長は「この度、退任した常勤取締役は6月までの顧問契約をしましたが、反町氏に関してはしていません」と明言していた。
また、同じく今月27日にフジテレビの常務取締役を退任した石原正人氏については、取締役就任前の秘書室長時代に関連会社の女性社員に対し、取引先との会合の帰りの車の後部座席で手を握ったり、腰に手を回すなどの行為をしていたことを認定している。
両氏はともに報道局員として政治取材畑を歩み、反町氏に関しては時に番組で政治家や財界人に対して「説明責任を果たすべき」とコメントしていた。これを受け、ネット上では「反町氏こそ、自分の言葉で説明するべき」「このまま逃げるのは腹立たしい」などの声が上がっている。
