「駐車場での立ち小便は不衛生です!!」 マナー違反ドライバー、SAでの仰天行動 注意喚起がネットで話題
「駐車場での立ち小便は不衛生です!!」こう悲痛な声を上げて、ドライバーにマナー改善を呼びかけたのは、NEXCO中日本 名古屋支社の公式Xアカウントだ。トイレが充実しているはずのサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で、“ルール逸脱”ドライバーがいるという。いったい何が起きているのか、詳しい話を聞いた。

“マナー違反ドライバー”が続出 悪臭放つ駐車場
「駐車場での立ち小便は不衛生です!!」こう悲痛な声を上げて、ドライバーにマナー改善を呼びかけたのは、NEXCO中日本 名古屋支社の公式Xアカウントだ。トイレが充実しているはずのサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で、“ルール逸脱”ドライバーがいるという。いったい何が起きているのか、詳しい話を聞いた。(取材・文=水沼一夫)
「休憩施設の駐車場で用を足すドライバーがいて困っています NEXCO中日本は、キレイなトイレで皆さまをお待ちしています。キレイなトイレをご利用ください。休憩施設は、多くの方が利用する場所です。マナーを守って、気持ちよく使えるようにしましょう!」
3月中旬、Xに投稿したのは、NEXCO中日本 名古屋支社の公式Xアカウントだ。「#マナーを守ろう」「#キレイなトイレ」とハッシュタグをつけ、高速道路の駐車場におけるトイレマナーの遵守を訴えた。ネット上からは「本当にコレ最低だと思う」「今に始まった事じゃ無く私がトラックに乗り出した40年前からの当たり前の光景」「別にトイレ混んでるわけでもないのに…」「SA、PAのトラック枠使いたくない理由がコレ」「特にトラック枠マジでくっせえんですよね…」「高齢ドライバーが増えて駐車場からトイレまでの距離も保たない…人も居るかもね」「面倒くさいからでしょうね(笑)」「マジでコレやめてほしいわ」など多くの反応が寄せられた。
2018年のX開設以来、中部地方の高速道路における工事や交通規制情報などドライバーに欠かせない情報を発信してきたNEXCO中日本。
近年はその内容をマナーや交通安全にも広げているが、今回の投稿はひときわ強烈だ。添付した画像には、「駐車場での立ち小便は不衛生です!! 絶対にやめてください トイレはトイレで」との文字が踊り、厳しい口調でトイレマナーの徹底を求めている。
それだけ深刻な立ちション被害に悩まされている。トイレで用を足す。乳幼児でも当たり前のことだが、SAやPAの駐車場では、トイレに行かず、そこかしこで放尿しているドライバーが相次いでいるという。
「5月のごみゼロ月間に向けて、お酒の缶をはじめとする不法投棄状況の確認のため、カメラを設置したところ、立ち小便するドライバーの多さに驚き、きれいな環境を保ちたいという思いから啓発のためXに投稿したものです」(担当者)
監視カメラに映ったのは、本来の設置目的とは異なる“マナー違反ドライバー”の姿だった。
どこで立ちションしているのだろうか。
「SA・PAのレイアウトによるかと思いますが、投稿した養老SAでは、本線側に縦列のトレーラーマスがあります。トレーラーマスに停車したトラックの運転手が自分の車両の死角に入り、小便をしたり、ごみのポイ捨てをしていることを確認しています。ひどいケースは、駐車後すぐに立ち小便、数時間の休憩後、出発前に再度立ち小便をし去っていく者や、同じドライバーが立ち小便を複数回している状況も確認できました」

清掃作業もひと苦労、なぜ外でしてしまう?
一部のドライバーは常習化。その数はかなりの数に上るとみられている。
「カメラを設置し、確認した2日間で10数件確認しました」
仮に2日で15件だったとすると、年間2737件の立ちションが行われていることになる。全国各地の駐車場で集計すれば…とんでもない数になることは間違いない。
「カメラを設置する以前からSA・PAでは、立ち小便をするドライバーを見かけていますので、恒常的にあるものだと思っています。(原因は)個人の意識による問題が大きいと考えます」
駐車場への影響は深刻だ。清掃作業も簡単ではないという。
「匂いがひどいなどの場合は水で流すなどを行う場合がありますが、液体なのでどこでいつされたのかは清掃時には分からないことが多いため、特段の対応はほとんどしていません」
悪臭や汚れが染み込み、不衛生だけでなく、水で流すのもひと苦労だ。駐車場は多くのドライバーが休憩で利用するもの。誰もが気持ちよく清潔に過ごせるように、尿意はトイレまで我慢したい。
