アイナ・ジ・エンド、BiSH時代から10年所属のWACKを離れエイベックスへ移籍「節目で、可能性を広げるために」

元BiSHのメンバーで歌手のアイナ・ジ・エンドが31日、公式サイトを更新し、4月1日に10年間在籍したWACKからエイベックス・ミュージック・クリエイティヴへ事務所を移籍すると発表した。

所属事務所の移籍を発表したアイナ・ジ・エンド
所属事務所の移籍を発表したアイナ・ジ・エンド

WACKには「生きる術を教えてくださった」

 元BiSHのメンバーで歌手のアイナ・ジ・エンドが31日、公式サイトを更新し、4月1日に10年間在籍したWACKからエイベックス・ミュージック・クリエイティヴへ事務所を移籍すると発表した。

 公式サイトでは「いつも応援してくださっている皆様へ」と題し、「この度、私、アイナ・ジ・エンドは10年間在籍した事務所WACKを離れ、2025年4月1日よりメジャーデビューからお世話になっているavexに完全移籍することになりました」と報告した。

 その上で「何者でもなかった私を拾っていただき、アイナ・ジ・エンドとして生きる術を教えてくださったWACKには心から感謝でいっぱいです」とつづり、「10周年という節目で、自分の可能性をより一層広げるために、avexで日々精進しようと思いました」と説明した。

 また、あらためて「今も私が歌えているのは、間違いなくWACKとavexが私の表現を守ってくださっているからです」と感謝を伝え、「アイナ・ジ・エンドチームの看板として、感謝を忘れずに、胸を張って旅立とうと決心しました。これまでと変わらず、私なりの直向きさで音楽を届けていきたいです!何卒よろしくお願いします」と呼びかけた。

 アイナ・ジ・エンドは、2016年に楽器を持たないパンクバンドのBiSHとしてメジャーデビュー。グループは21年にNHK紅白歌合戦に初出場するなど多くファンに支持されていたが、23年6月に初の東京ドーム公演を開催して解散。独特の声を持つアイナ・ジ・エンド個人では18年にソロデビュー以降、シンガー・ソングライターとして地位を確立し、24年9月には初の日本武道館公演を実現した。書き下ろしの新曲『Aria』は4月12日スタートの日本テレビ系『なんで私が神説教』の主題歌に決定。10月1日から9都市を巡るライブツアー開催も決まっている。

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