【RIZIN】王者・井上直樹が笑顔なき防衛 腫れ上がった右目で視界ゼロ…元谷友貴に追い詰められ2-1判定

メインイベントは王者・井上直樹(Kill Cliff FC)が挑戦者・元谷友貴(アメリカン・トップチーム)に2-1の判定勝ち。初防衛に成功した。

初防衛に成功した井上直樹(左)【写真:(C)RIZIN FF】
初防衛に成功した井上直樹(左)【写真:(C)RIZIN FF】

第12試合

格闘技イベント「RIZIN.50」(3月30日・あなぶきアリーナ香川/ABEMA PPVで全試合生中継)メインイベント、バンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)

 メインイベントは王者・井上直樹(Kill Cliff FC)が挑戦者・元谷友貴(アメリカン・トップチーム)に2-1の判定勝ち。初防衛に成功した。

 4年3か月ぶりの再戦。まずペースをつかんだのは井上だ。ジャブでリズムをつかみ、元谷をコーナーへ追い詰めていく。だが残り1分を切ったところで、元谷が打撃を出しながらのタックルでテイクダウン。ギロチンを狙いにいった。

 2Rもペースを握るのは井上。タックルに行きたい元谷だが、自身の出血も気になるか、なかなか仕掛けられない。残り2分で組み付いたが、井上も立ち逆にコーナーに押し込む形に。コーナーでの攻防が続いた。

 3Rは早々に元谷が組み付く。そしてグラウンドの展開へ。逃れようとする井上を逃さない。最後は激しいパウンドを繰り出した。井上の右目は腫れ上がり、完全にふさがっていた。判定の結果、2者が井上を支持し防衛に成功。だが、井上に笑顔はなく、まるで敗者のような表情だった。

次のページへ (2/2) 【写真】腫れ上がり完全にふさがった井上直樹の右目
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