芸能事務所・アミューズは30日、東京・亀戸中央公園乗船場にて警視庁城東警察署と「大規模災害時における資機材等の提供に関する協定」締結式を実施。城東警察署の山内大署長とアミューズの大里洋吉会長が登壇した。

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　アミューズは、2021年7月に本社を山梨県・西湖に移転。富士山麓を舞台に雄大な自然を全身で感じることのできる、新たなミズアソビの提案として、足漕ぎカヤック「HOBIE（ホビー）」事業を展開している。

　HOBIEは転覆の可能性を限りなくゼロにした船体構造で、船体にある座席に着席し、足を前後に動かすことで推進することから、初心者でも簡単に操作することができ、安定性を保つことができる。アミューズは災害時にも水辺の安心・安全を守りたいという思いから、水辺における災害時の安心・安全の向上を目的に、HOBIEを災害時の応急活動に活用するための協定を城東警察署と締結した。

　城東警察署の山内署長は「災害対策の重要性を認識され、平素から町の皆様に貢献されるなど、警察の業務に貢献いただきありがとうございます」と感謝の意を述べた。

　また、アミューズの大里会長は「皆さんに社会還元するということは、絶えず我々の常日頃考えていること。HOBIEというものは乗り物として楽しいのですが、万が一、海辺で身に危害が及ぶような状況になったときにも、とても役に立つ物だと思っています」と語り、「日本は水とは切っても切れない縁。海で遊ぶ水遊びが普及していないのが現状です。このようなステキな環境で、災害時以外にも遊んでもらいたい」とアピールした。