Hey! Say! JUMP高木雄也、主演ミュージカルのために肉体改造「正直きつかったです」

Hey! Say! JUMPの高木雄也が29日、都内で行われたミュージカル『アメリカン・サイコ』の囲み取材に出席。開幕へ向けて意気込みを語り、公開ゲネプロでは本公演のために仕上げた肉体美を惜しげもなく披露した。

囲み取材に出席した高木雄也【写真:ENCOUNT編集部】
囲み取材に出席した高木雄也【写真:ENCOUNT編集部】

ミュージカル『アメリカン・サイコ』公開ゲネプロ&囲み取材

 Hey! Say! JUMPの高木雄也が29日、都内で行われたミュージカル『アメリカン・サイコ』の囲み取材に出席。開幕へ向けて意気込みを語り、公開ゲネプロでは本公演のために仕上げた肉体美を惜しげもなく披露した。

 舞台は80年代末のバブル期。高木が演じるパトリックは、ニューヨーク・ウォール街の投資会社に勤めるエリートビジネスマンだが、夜になるとセクシーなシリアルキラーに変身するという裏の顔を持っている。危険な主人公を演じる高木は、囲み取材の冒頭で「この会見でサイコチックなことを言ったら、そこはうまく編集してください」と笑顔であいさつした。

 演出の河原雅彦氏は、本公演のキャストについて「とにかくスタイリッシュでビジュアルを重要視した。ルッキズムがいろいろ言われているご時世にルッキズムの塊のような舞台です」と説明。昨年の夏からキャスト陣に体作りをリクエストしたそうで、「体が締まっていない人は降ろしてもいいのではないかというくらいビジュアルが全て。薄着のシーンも、薄着どころじゃないシーンも多いので、なまけた体で恥をかくのは俳優さん。演出家として素敵な状態で立ってほしいので、絞ってほしいと話をしました」と熱弁した。

 高木も過酷な肉体改造に挑み、ポスタービジュアルを見ながら、「このポスターの人とは別人ですもんね」としみじみ。「なかなか筋肉がつかないタイプなので苦労しました。一回食事で脂肪を落として、トレーナーさんと考えながら体を作りました。その間にライブがあったり、グループの仕事があったので、正直きつかったです」と吐露した。

 Hey! Say! JUMPメンバーの観劇を熱望し、「大変な裏の姿を見てくれていたので見てほしいです」とアピール。コンサート期間を振り返り、「ケータリングもとんでもない量が並んでいるので、そこにはなるべく入らないようにして、ずっと鶏肉を食べていました」と明かすと、共演者はストイックな姿勢を称賛した。

 パトリックの秘書・ジーンを演じる音月桂は、「アイドルとしての顔とぜんぜん違うスタイリッシュでセクシーな顔、子犬みたいなかわいさもあって、いろんな引き出しを持っている」と絶賛し、「見にいらした方、1人ひとりの心を鷲掴みにするのでは。令和のリアル・シリアルキラー爆誕みたいな感じがした。見ていて目がハートになります」とべた褒め。「体が仕上がって、どこまで脱ぐ?」と聞かれた高木は、「見せていいところまでです。かなり脱ぎます」と肉体の大放出を予告した。

 2000年にクリスチャン・ベール主演で映画化され、13年にはロンドンでミュージカル化し、ブロードウェイにも進出している本作は、1991年に出版されたブレット・イーストン・エリスの小説で、犯罪物であると同時に、痛烈な社会風刺と皮肉を前面に押し出したブラックコメディ。3月30日から4月13日まで東京・新国立劇場・中劇場、4月19日から21日まで大阪・森ノ宮ピロティホール、4月26日に福岡・J:COM北九州芸術劇場・大ホール、4月30日に広島・JMSアステールプラザ 大ホールで上演される。

※高木雄也の「高」の正式表記ははしごだか

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