【RISE】那須川龍心 兄・天心も苦戦の難敵に衝撃の2R・KO勝ち ダウン3度奪取で控室で絶叫 「自分がキックを盛り上げていく」
第10試合は、フライ級王者の那須川龍心(18=TEAM TEPPEN)がクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(31=タイ)に2R・KO勝ちした。

第10試合
第10試合は、フライ級王者の那須川龍心(18=TEAM TEPPEN)がクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(31=タイ)に2R・KO勝ちした。
圧巻のKO劇だ。龍心が難敵クマンドーイをKO勝ちで突破した。試合が動いたのは2Rだ。鍛え上げたボクシングスキルで次々とストレートをヒットさせると、二度ダウンを奪取。諦めず立ち向かうクマンドーイに最後はパンチをラッシュさせマットに沈めた。
「試合前には感極まって泣きそうになっていた」というほどの思いを持って臨んだ一戦に勝利し、試合後のマイクではRISE WORLD SERIES-54キロトーナメント王者の田丸辰に対戦を要求。その後は涙声になりながら「キックの選手がMMAに行ったり自分が昔からやってきた競技にプライドがない選手が多いと思う。自分はキックボクシングという競技にプライドを持って盛り上げていくんで、皆さん応援をお願いします」と呼びかけた。
龍心は24年11月にRISEフライ級タイトルマッチに挑戦。当時の王者・数島大陸と対戦し1R・KO勝利を収めベルトを獲得した。
対戦相手のクマンドーイは前ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者の強豪。20年の大みそかの「RIZIN.26」では龍心の兄・天心と対戦し、敗戦したものの試合は判定にまでもつれた。龍心は試合前に「今まで戦ってきた相手の中で過去一強い相手」と語っていた相手に勝利。プレスルーム近くの控室では何度も絶叫する声が響いていた。
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【動画】圧巻のKO劇…那須川龍心が難敵に2R・KO勝ち
