THE ALFEE高見沢俊彦が明かす『メリーアン音頭』に込めた思い「10年、20年とできる限り長くやっていきたい」
ロックバンド・THE ALFEEの高見沢俊彦が29日、都内で行われた「海ノ民話アニメーション2024」完成披露イベントに出席した。

「海ノ民話アニメーション2024」完成披露イベントに出席
ロックバンド・THE ALFEEの高見沢俊彦が29日、都内で行われた「海ノ民話アニメーション2024」完成披露イベントに出席した。
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『海ノ民話アニメーション』は、日本各地に伝わる海にまつわる民話をもとに、その民話のストーリーと、その民話に込められた「思い」「警鐘」「教訓」を作品に込めて製作されたアニメーション。
昨年デビュー50周年を迎えた人気ロックバンド・THE ALFEEのリーダーであり、神話や歴史をテーマにした小説も手がける高見沢はブルーのジャケットとパンツで登場すると「今日は海にちなんだテーマなので、海の色に近い衣装で来ました」とあいさつした。
高見沢自身、神話や民話に興味を持ったきっかけについて「僕はミッション系の学校に通っていたのですが、その反対の文化として神社を調べているうちに、神社と民話にまつわる話ってたくさん出てきたんです。それを歌にして、ツアーの時に歌うのはいいのかなと思ってアイデアを出したら、ぜひやりましょうということになって……」と語ると、「当時はインターネットもなかったので、図書館通いでかなり調べたんです」と苦笑い。その時のノートを持参すると、海にまつわる民話を歌にした歌詞を披露して会場を沸かせていた。
また昨年発表されたTHE ALFEEの代表曲の1つ『メリーアン』を盆踊りバージョンにした『メリーアン音頭』について高見沢は、「僕らはバンド結成50年を迎えたのですが、もう50年も続いたら“祭りだ”となりますよね。祭りと言えば盆踊り」と語ると「なぜ皆さんがお祭りをするというと、神様が喜ぶから。神様が喜ぶと神様の力が増すらしいんです。だったら神様を喜ばせて、力を増してもらい、その力をおすそ分けしてみんなが幸せになればいいなと思ったんです。僕らもその力を借りて、10年、20年とできる限り長くやっていきたいです」とさらなるバンドの発展を誓っていた。
高見沢は「僕は創作大好きなので、以前は民話をモチーフにした曲を作りましたが、こうして物語にするのも面白いなと思いました」とさまざまな表現方法への意欲を見せていた。
イベントには民謡研究家の佐藤千春、公益財団法人日本財団・海洋事業部・海野光行常務理事も参加した。
