元SKE48で俳優やタレントとして活動中の高柳明音が29日、都内で行われた3rd写真集『あかねのそら』（エイベックス・マネジメント・エージェンシー）の発売記念取材会に出席。俳優業に加え、歌手活動にも力を入れていくことを宣言した。

これまでの愛車遍歴は50台以上…「車検に通したことがほとんどない」と語る歌手のクルマ愛（JAF Mate Onlineへ）

　SKE48卒業後は、主に俳優やタレント活動を行ってきた高柳だが、昨年、デビュー15周年記念ライブを開催したことが話題にあがると、「私がコロナ禍でアイドルを卒業したということもあり、卒業コンサートの時にファンのみんなが声を出せない状況で卒業してしまったことに悔いがあった」と吐露し、「アイドルを卒業してしまったから『歌をやりたい』って言っていいのかなという不安があったんですけど、『15周年だからソロライブがしたいです』って言ってみたら、ありがたくかないました」とにっこり。

　当初は東京だけでの予定だったが、名古屋での開催もプラスされ、それぞれ2回公演で満員御礼だったそうで「ファンのみんなも喜んでくれて、今まで事務所の方にも『歌をやりたい』と言えなかったんですけど、それを見にきてくれたスタッフの方やマネジャーさんが『歌いいね』って褒めてくれて、『16周年は歌を頑張ろう』って言ってくれて、もちろん今までやってきた俳優業も今まで以上に頑張っていきたいんですけど、今年は歌を頑張る1年にしたいなと思っています。いつかはアルバムを出して、次の2ndライブができたらいいなと思っていて、ファンのみんなにはまだ言っていないんですけど、今年は歌も頑張るよと宣言したいなと思っています」と意欲を見せた。

　続けて、「ソロアーティストになりたいのか、ソロアイドルになりたいのか」との問いに、「ソロアーティスト」と答えた高柳は、同事務所の浜崎あゆみもライバルになるのではないかと声をかけられると「おこがましすぎて（ライバルとは）言えませんけど（笑）、浜崎あゆみさんもavexであゆの“A”じゃないですか。ライバルとは言えませんけど、avexの明音の“A”にもなれるように（笑）。言っていて恥ずかしいんですけど、いつかavexのアーティストの“A”の1人でもあるんだねって言ってもらえるように頑張りたいと思います」と力強く語った。

　本写真集は、アイドルを卒業し大人になった高柳の台湾の旅を覗き見しているかのようなナチュラルな姿を収録。むじゃきな姿から大胆な姿まで、ありのままを見せており、SKE48としてデビューしてから15周年の節目の旅と、33歳を迎えた彼女の現在地を詰め込んだ1冊になっている。