柏木由紀、AKB48時代の一時休業を回想 国指定難病から復帰も後悔「結局、迷惑をかけちゃった」

元AKB48でタレントの柏木由紀が27日、フジテレビ系『心と体をアップデート!Lady Go』(木曜深夜0時35分)に出演。難病発覚までの経緯と、その後の後遺症や心境を明かした。

柏木由紀【写真:ENCOUNT編集部】
柏木由紀【写真:ENCOUNT編集部】

『心と体をアップデート!Lady Go』に出演

 元AKB48でタレントの柏木由紀が27日、フジテレビ系『心と体をアップデート!Lady Go』(木曜深夜0時35分)に出演。難病発覚までの経緯と、その後の後遺症や心境を明かした。

 この日のテーマは「放っておくとまずい『女性の痛み』」だった。柏木は2021年に一時休業前、「左手がちょっと痛いな。ちょっとしびれてるような気がするな」と感じていたことを回想。当時は「スマホゲームにハマっていた」ことから、長時間のスマホ操作などで手首・指に痛みや変形などが生じる「スマホ指」だと考えていたという。

 だが、しばらく様子を見るうち「ライブで(左手で)マイクが持てなくなるくらい痛い」ほどの症状に。それをYouTubeで「最近手が痛い」などと軽い気持ちで告げたところ、「それを見たテレビ関係の方が(企画で)一度、人間ドックを受けてみませんか?」と勧めてくれたそうだ。

 こういった経緯で、柏木はテレビ東京系『主治医が見つかる診断所スペシャル』にて、国指定難病「脊髄髄内腫瘍」であることが発覚。公式サイトで一時休業を発表した。

「脊髄髄内腫瘍」とは脊髄の中に腫瘍ができる病気で、腫瘍が神経を圧迫して手のしびれなどを引き起こす。20代・30代での発症は珍しく、10万人に1人とも言われている。

 柏木は「ダンスをする時とかも、足の力が入りにくくなったり、痺れている」と、現在の状態を告白。足の感覚に関しては、「手術後とは全然違って、お風呂の床みたいなざらざらしたところとか、家のフローリングとか、素足だとちょっと嫌な感じがします」と述べた。

 難病発覚時は、AKB48在籍中だった。柏木は「自分が一番年齢が上で、先輩だった期間が何年もあって。やっぱり自分が一番ちゃんとしないといけない。後輩に迷惑をかけちゃいけない」と振り返ると、「休みことで自分のポジションがなくなっちゃうんじゃないか」という不安があったことも吐露した。

 手術に関しても、医師には「年内(5月に発覚)までに手術をしましょう」と言われていたそうだが、柏木は「その期間、私のコンサートとか、グループの新曲発売とか、いっぱい決まっていたので、なるべく後ろ倒しで年末に手術したい」とお願い。結果、「頑張りが(病気の)進行を早めちゃって、どんどん痛くなってしまって6月に手術をした」そうで、柏木は「コンサートも延期になって、新曲にも参加できなくて……。もし、最初に我慢しなければ、そこを計画的にできたかもしれない。結局、迷惑をかけちゃったな」と悔やむ場面もあった。

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