二宮和也、映画『8番出口』で主演 無限ループする地下通路で8番出口を求めて“迷う男”役
嵐の二宮和也が映画『8番出口』(8月29日公開予定、川村元気監督)で主演を務めることが28日、発表された。無限ループする地下通路で8番出口を求めて“迷う男”を演じる。2023年10月、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)から独立後、初めて映画の主演を務めることとなった。

メガホンを取るのは川村元気氏
嵐の二宮和也が映画『8番出口』(8月29日公開予定、川村元気監督)で主演を務めることが28日、発表された。無限ループする地下通路で8番出口を求めて“迷う男”を演じる。2023年10月、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)から独立後、初めて映画の主演を務めることとなった。
2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたったひとりで制作し、全世界累計150万ダウンロードを突破した“異変”探し無限ループゲーム『8番出口』。よくある地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーがさまざまな“異変”に恐怖しながら「8番出口」を目指す。
二宮と初のタッグを組み、今作のメガホンを取るのは、映画『怪物』などの実写作品から、『君の名は。』、『竜とそばかすの姫』、『すずめの戸締まり』などのアニメーション作品など、数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏。長編映画の監督を務めるのは、第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した初監督作『百花』以来、2度目となる。
さらに本作は、既にベルリン映画祭併設のフィルムマーケットで海外セールスが開始され、日本での公開はおろか詳細の情報解禁前の状況にして、すでに15以上の国と地域での上映が決定。
また、“8”が目を引く、ポスタービジュアルが解禁。まるで地下鉄の案内看板のような黄色に、大きな“8”の数字と「(8番出口)から、外に出ること。」というキャッチコピー、そして“迷う男”の鬼気迫る表情が収められている。
以下、コメント全文
○二宮和也
「とにかく川村【監督】とご一緒したいと思っていたので、お声を掛けていただいたのが嬉しくて参加出来てよかったなと思いました。この作品は中々言語化が難しいのですが、我々のこだわりの一秒一秒を早く皆様に観ていただきたいと思っております。では、異変にお気をつけて、、皆様が映画館から出られる事を祈っております」
○川村元気氏
「超日本的に整理された地下通路における、混乱と恐怖の無限ループ。『8番出口』に出会った時、これは日本発の世界で勝負できる「発明」だと興奮しました。でも、いったいどんな映画になるのか? 今まで映画を四十本以上作ってきて、これほどまでにどんな映画になるのかわからない作品はなかった。けれども、それこそが映画館で体験したいエンタテインメントだとも思いましたし、自分が監督としてチャレンジするのならばそういう作品でありたいと思いました。
二宮和也さんは、まるで意思を持ったかのように異変を見せながら無限にループする地下通路に迷い込んだ主人公です。彼の役には名前がありません。恐ろしいことや不思議なことが日々起こる『現代』において、困難な『現実』をサバイブしていく『人間』を演じてもらいました。
二宮さんは、セリフやアクションで発散する芝居も素晴らしいのですが、それ以上に『惹きつける』芝居が抜群だと思っています。ただ歩いている、ただなにかを見ている。それだけでも観客が前のめりで観てしまう、視線を惹きつける力がある俳優。それは『硫黄島からの手紙』でクリント・イーストウッド監督が発見した彼の最大の魅力だと思っていて、それを『8番出口』では存分に活かしたいと思いました。脚本の段階から撮影の現場まで、彼の豊富なアイデアに、その多彩な演技に、大いに助けてもらいました」
