船越英一郎、最新作サスペンスはオール京都ロケ 2時間ドラマ&時代劇への思い「この作品で再生できたら」
俳優の船越英一郎が28日、都内で行われたBS日テレ令和サスペンス劇場『弁護士 六角心平 京都殺人事件簿』囲み取材会に出席した。

BS日テレ令和サスペンス劇場『弁護士 六角心平 京都殺人事件簿』囲み取材会
俳優の船越英一郎が28日、都内で行われたBS日テレ令和サスペンス劇場『弁護士 六角心平 京都殺人事件簿』囲み取材会に出席した。
本作は、オール京都ロケにより、仕事も亭主もクビになり、世捨て人のように京都に逃れてきた元弁護士の男・六角心平(船越)が、ある事件をきっかけに、再び弁護士として難事件に立ち向かう姿を描く。
船越は「昨年の暑くなるかな……というぐらいのとき『京都を舞台にしたサスペンスドラマを作ってみたい』という方が突然現れてくれて、何度となく打ち合わせを重ねて、サスペンスの枠を借りながら、人情ドラマを作ろうという形で話が進みました」と経緯を語る。
2時間ドラマの帝王と言われた船越の最新作サスペンス。舞台は京都だ。船越は「僕は一時期京都に住んでいるというぐらい、長い時間を京都の撮影所で過ごしました。京都の撮影所に育てられたと言ってもいいぐらい。25年くらいそういう生活をしていたなか、京都を舞台にした2時間ドラマが作られなくなり、時代劇も姿を消すようになってしまった。この8年近く、ほぼ京都に行くことがなく寂しかった。そういった部分も、この作品で再生できたら……という思いも作品に込めました」と熱い思いを語った。
作品について船越は「昭和の香りがする王道の2時間サスペンスドラマと作ろうという思いがありました」と語ると「でも事件を含めて、令和にアジャストしている部分もあります。観ている方の伴走者として、心にスッと入っていけるような、心が温まる作品を目指して作りました」と思いを吐露していた。
