『月曜から夜ふかし』で捏造発覚…意図的な編集で「中国ではカラスを食べる」に「罪深い」「人権蔑視」の声

日本テレビ系『月曜から夜ふかし』(月曜午後10時)は、28日までに番組公式サイトを更新し、今月24日の放送でVTRを意図的に編集し、事実を捏造したことを報告した。前代未聞の事態にネット上では厳しい声が相次いでいる。

日本テレビ【写真:ENCOUNT編集部】
日本テレビ【写真:ENCOUNT編集部】

日本テレビ「テレビメディアとして決してあってはならない行為」

 日本テレビ系『月曜から夜ふかし』(月曜午後10時)は、28日までに番組公式サイトを更新し、今月24日の放送でVTRを意図的に編集し、事実を捏造したことを報告した。前代未聞の事態にネット上では厳しい声が相次いでいる。

 発表文によると、24日の『月曜から夜ふかし』では、「この春上京する人へのアドバイスを聞いてみた件」と題した街頭インタビューで、中国出身女性のエピソードを放送。その発言内容が意図的に編集されていたとしている。

「放送では『あんまり中国にカラス飛んでるのがいないですね』という話の後、『みんな食べてるから少ないです』『とにかく煮込んで食べて終わり』といった女性の発言がありましたが、実際には女性が『中国ではカラスを食べる』という趣旨の発言をした事実は一切なく、別の話題について話した内容を制作スタッフが意図的に編集し、女性の発言の趣旨とはまったく異なる内容になっていました」

 その上で「今回の件は、テレビメディアとして決してあってはならない行為であり、取材に協力いただいた女性ご本人並びに視聴者の皆様に心からお詫び申し上げます。また、制作プロセスを徹底的に見直し、再発防止に努めてまいります。この度は大変申し訳ございませんでした」と謝罪。中国語訳も掲載している。

 文字通りの捏造で、中国のイメージを損なう可能性もある内容。ネット上では「意図的な編集をした理由が知りたい」「不愉快」「罪深い」「人権蔑視」などの声が上がっている。

次のページへ (2/2) 【画像】『月曜から夜ふかし』が番組公式サイトに掲載した実際の報告文
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