俳優の広瀬すず、杉咲花、清原果耶が27日、都内で行われたトリプル主演映画『片思い世界』（4月4日公開）の公開直前イベントに出席した。三者三様の装いで会場を華やかに彩った。

　この日、広瀬は白いスカートのカジュアルな出で立ち、清原は全身真っ白のパンツスタイル、杉咲はネクタイを締めてボーイッシュな姿を披露した。

　同作について広瀬は「プロモーションを3人でやっても内容を話せないので、すごく3人で（話す内容などを）考えながら、支え合いながらやらせてもらっている（笑）。今日は内に秘めているものが届けば」と話した。

　杉咲は「最初に集まったのが2年前。そこからまた長い日々だった。ようやく完成したものをこうやって皆さんにお届けすることができてホッとしています」とニッコリ。清原は「映画が作られることが当たり前じゃないな、ということを近年痛感する日々だった。『ついにか』という、やっぱりうれしい気落ちが一番大きいです」と胸中を明かした。

　同イベントには、土井裕泰監督も出席。会場では、広瀬らがクイズトークなども行なった。

　同作は、脚本家・坂元裕二の書き下ろし脚本によるヒューマンドラマ。東京の片隅で、古い一軒家で一緒に暮らす相楽美咲（広瀬）、片石優花（杉咲）、阿澄さくら（清原）。家族でも同級生でもないけれど、お互いを思い合いながら楽しく気ままな生活を送って12年。強い絆で結ばれている彼女たちがそれぞれ抱える“片思い”が明かされる。