【ミスタートロットジャパン】本選2次は1対1のデスマッチ トップバッターは高音ボイスの愛妻家VS低音が得意な高校生

一発勝負の歌謡ショー『ミスタートロット ジャパン』(水曜午後9時)の第6回が、映像配信サービス『Lemino(レミノ)』で26日に配信された。今回から本選2次がスタートし、1対1のデスマッチ対決が行われた。

愛妻家・平田淑倫と、高校生・藤崎伊織が対戦した
愛妻家・平田淑倫と、高校生・藤崎伊織が対戦した

小学生デビューした“韓国トロットの神童”と中学生デビューの日本の神童が対決

 一発勝負の歌謡ショー『ミスタートロット ジャパン』(水曜午後9時)の第6回が、映像配信サービス『Lemino(レミノ)』で26日に配信された。今回から本選2次がスタートし、1対1のデスマッチ対決が行われた。

(※以下、番組の内容に関する記述があります)

 同番組は、韓国で社会現象を巻き起こした大人気歌謡オーディション番組の日本版。番組MCをフットボールアワーの後藤輝基、レジェンドマスターを細川たかしが務める。トロットとは、韓国で演歌や懐かしの歌謡曲にあたる音楽ジャンル。『ミスタートロット ジャパン』は、全世界から選ばれた男性ボーカリスト74人が初代Mr.TROT(ミスタートロット)の座をかけオーディションに挑む。

本選1次を通過し2次に進んだ16人は、1対1のデスマッチを行うことに。16人を2人ずつに分け、8組の対戦カードを作る。対戦する2人はステージで順番に歌唱。審査員(マスター)は2人の歌を聞き比べ、「どちらが心を打つパフォーマンスだったか」を決定。より多くの票を集めた者が勝利となり、準決勝に進出する。

 本選2次のマスターは予選から引き続き細川たかし、高橋洋子、椿鬼奴、予選で審査員を務めたNON STYLE・井上裕介、本選一次で審査員を務めたクリスタル・ケイが務めるほか、二次からは大友康平、岡本知高、MINIMI、IKKO、霜降り明星・せいや、『ミスタートロット2-新たな伝説の始まり』でグランプリを獲得したアン・ソンフンが参加する。

 まずは16人の対戦相手を決めることに。本選1次をトップ通過した高校生の島憂樹には、一番に対戦相手を選べる権利が。島は、明るく個性的な41歳のプロシンガー・しいたか。を対戦相手に選び、「将来プロのシンガーになることが夢なので、プロのシンガーの方と対決したいなという思いがあった」と語った。しいたか。は「うそでしょ?? 一番戦いたくない人に指名された」と苦笑いしながらも、「10代には出せない魅力を、大人の“41カラット”の魅力を引き出して、勝ち抜いて行こうと思います。がんばります! 勝つぞぉ!」とお茶目に意気込んだ。

 8組の対戦相手が決定すると、さっそくデスマッチへ。トップバッターはチーム「ダーリン」から合格した愛妻家・平田淑倫と、チーム「スチューデント」と「ティーンズ」でオールハートを獲得した高校生・藤崎伊織。高音が得意な平田と、低音が魅力の藤崎は、過去に別の音楽番組に出場した頃からの友人。平田は中島みゆきの『銀の龍の背に乗って』、藤崎は久保田利伸の『Missing』を選曲した。

 妻に歌唱チェックしてもらいながら練習に励む平田は、神社に必勝祈願へ。藤崎は自身の低音がコンプレックスだったと明かし、歌詞の一言一言に思いを書きこみ、曲の理解を深めていった。先行の平田は美しく伸びやかな高音を響かせ歌い上げた。藤崎は低音を丁寧にしっとりと歌い、審査の結果、1対10で藤崎が勝利した。

 岡本は藤崎について、「低音を武器にしていると思うけど、前半で低音部分をゴリ押ししなかった。ちゃんと低音を抜かれたので、音楽の美しさを表現する力を持っている」と評価。「僕自身も太っていることがコンプレックスで、大きな衣装を着ることで自分の強みに変えた」と明かし、「声の低さが、イヤだったものが、一番あなたの輝く部分になっている」と藤崎の低音を称えた。

 続く対戦は、小学生時代に韓国でデビューし“トロットの神童”と呼ばれたYANAGIと、日本で中学生時代にデビューした牛島隆太。どちらも若い頃にデビューしているが、その後ヒットにつながらなかった過去を持つ。YANAGIは得意のピアノをいかし、キーボードの弾き語りを取り入れながら、和田アキ子の『古い日記』に挑戦。牛島は、「(ミスタートロットジャパンに参加した)この数か月で出会いと別れが本当に多く、(落選した)仲間の気持ちを歌にのせてバラードで届けたい」と語り、伊藤由奈の『Precious』を選曲した。

 先行のYANAGIはキーボードを激しくプレイしながら、こぶしのきいた渋い歌い方で『古い日記』をパフォーマンス。牛島は仲間の思いをのせて、涙ながらに美しい高音でまっすぐに歌い上げた。2人の歌声を聞いた高橋は涙を流し、「届いたなって感じ。お二方とも、どっちも言葉がいらない。説明がいらない気持ちになりました」と称賛した。審査の結果、0対11で牛島が勝利。クリスタル・ケイは「お2人とも全然違うスタイルで満点だった。牛島さんは、曲が始まったらキラっとしたドアが開いたみたいな感じ。一緒に旅に連れて行ってくれる感じだった」と、牛島を選んだ理由を語った。8組の対戦相手は以下の通り。

〇本選2次デスマッチ結果
・平田淑倫VS藤崎伊織(勝者:藤崎)
・YANAGI VS 牛島隆太(勝者:牛島)

○残りのデスマッチ対戦相手
・島憂樹 VS しいたか。
・風水ノ里恒彦 VS 辻大貴
・橋詰昌慧 VS Tarkiee
・藤井大翔 VSジュノ
・具島勇心VS 飯田俊樹
・相澤侑我 VS 高野航大

※藤崎伊織の「崎」の正式名称はたつざき
※高野航大の「高」の正式名称ははしごだか

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