ポン・ジュノ監督、安村の持ちネタにかぶりつきで大ウケ「使い捨てワーカーになることはないです」

韓国人のポン・ジュノ監督が26日、都内で行われた新作映画『ミッキー17』(3月28日公開)ジャパンプレミアの舞台あいさつに登壇した。お笑いタレントのとにかく明るい安村の「安心してください。履いてますよ」のギャグに喜ぶ姿を見せた。

イベントに出席した、とにかく明るい安村(左)とポン・ジュノ監督【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した、とにかく明るい安村(左)とポン・ジュノ監督【写真:ENCOUNT編集部】

映画『ミッキー17』ジャパンプレミア

 韓国人のポン・ジュノ監督が26日、都内で行われた新作映画『ミッキー17』(3月28日公開)ジャパンプレミアの舞台あいさつに登壇した。お笑いタレントのとにかく明るい安村の「安心してください。履いてますよ」のギャグに喜ぶ姿を見せた。

 同作は、ポン・ジュノ監督のアカデミー賞受賞後初となる最新作。どん底の使い捨てワーカー“ミッキー(ロバート・パティンソン)”による、権力者たちへの逆襲エンターテイメントが描かれる。韓国では公開初日からわずか4日間で観客動員数100万人および興行収入10億円を突破。全米では公開初週1位スタートを切っている。

 観客の「ポン・ジュノ」コールを受けて登場した同監督は「今日お目にかかれて嬉しいです」とニッコリ。ガウン姿の安村を見つけると、自ら近寄って握手。その後も安村に手を伸ばし、ネタを待ち切れない様子を見せる一幕も。

 安村は「めちゃくちゃ緊張してます」と胸中を吐露しつつ、ガウンを脱いで同ギャグを韓国語版と英語版で披露。かぶりつきで鑑賞したポン・ジュノ監督は大笑いした。

“日本の使い捨てワーカー(芸人)”と紹介された安村は、どうしたら使い捨てられないかとポン・ジュノ監督に相談。監督は「イギリス(『Britain’s Got Talent』)に行かれたとき、はるかに多い観客の前で、大歓声を浴びたと聞いております。すでに独自の世界、オリジナリティーを構築していらっしゃる。使い捨てワーカーになることはないです」と称賛。温かいコメントを受けて安村は「カムサハムニダ!」と韓国語で感謝し、「満足です!」と笑顔を見せた。

 同舞台あいさつには、同作のチェ・ドュホプロデューサー、俳優の町田啓太が出席。そしてスペシャルゲストとして『ゴジラ-1・0』(2023年)を手がけた山崎貴監督がサプライズ登場し、ポン・ジュノ監督ら来日ゲストに花束を贈呈した。

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