剛力彩芽、熱海五郎一座で喜劇に挑戦「少しでも面白い女優になっていきたい」
俳優の剛力彩芽が26日、都内で行われた熱海五郎一座『黄昏のリストランテ ~復讐はラストオーダーのあとで~』(新橋演舞場にて6月2日より上演)の製作発表記者会見に、三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、羽田美智子とともに出席した。

熱海五郎一座『黄昏のリストランテ ~復讐はラストオーダーのあとで~』制作発表会見
俳優の剛力彩芽が26日、都内で行われた熱海五郎一座『黄昏のリストランテ ~復讐はラストオーダーのあとで~』(新橋演舞場にて6月2日より上演)の製作発表記者会見に、三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、羽田美智子とともに出席した。
東京の笑いである“軽演劇”を上演すべく、2004年に旗揚げしたのが「伊東四朗一座」。その東京喜劇を伝承すべく、三宅が中心となって2006年に旗揚げしたのが“伊東”ならぬ“熱海”、“四朗”ならぬ“五郎”で「熱海五郎一座」。これまでアドリブや一発ギャグなどの瞬間芸ではなく、練り上げられた台本とその設定の中でそれぞれが役柄をきちんと演じることで生まれる笑いを作り上げてきた。本公演では、一座旗揚げから21年目にして初めて「料理・食」を題材に大爆笑エンターテインメントを届ける。
本公演に羽田とともにゲスト出演する剛力は「まだ台本もない状態で、なんとなくあらすじを知っている状態にも関わらず、製作発表でこんなに緊張しなかったのは初めてというくらい、ここに来るのがすごく楽しみでした」と声を弾ませ、「みなさまにお会いできることが夢のようで、お話をいただいたときに“私は全部、身を委ねよう”って思いました。こんな楽しい場所に立たせていただけることはないと思って、即答で『やらせてください』と言って出演させていただくことになりました」とうれしそうに話した。
また、コメディーや喜劇を見るのが好きだが、演じることは本当に難しいと思っているそうで「この一座のみなさんのお芝居だったり、現場でのいかただったりを盗んで、真似をして、少しでも面白い女優になっていきたいなって思います」と意気込み、「まだまだ未熟ですが、少しでも日本を元気に、みなさんに笑いを届けて、笑顔を届けて、私が1番若いので、フルスロットルですべてを出し切って、体を張って頑張りたいと思います(笑)。なんでもやります!」と言葉に力を込めた。
そんな剛力の上司役で、農水省官僚役を演じる渡辺は、MCから紹介される際に「先日、沖縄で講演会を行ったリーダー。クライアントの社長から『私の親友が昔、リーダーと付き合っていた』と暴露されて動揺しまくった挙句、唯一の十八番芸、コーラの早飲み大会で一般参加者に負けるという大失態を犯してしまった」と暴露されると、「コンマ何秒の差だったんですけど一般の方に負けてしまいました」と肩を落とし、会場の笑いを誘った。
