NHKの音楽番組『みんなのベスト紅白 放送100年スペシャル』が25日に放送され、出演した88歳の大物歌手が注目を集めている。

「放送100年企画　みんなのベスト紅白」キャンペーンでは、NHK紅白歌合戦がこれまでに放送してきた中から、視聴者の心に残る「ベスト紅白」を募集して紹介。寄せられた「ベスト紅白」名場面とエピソードを、内村光良・大泉洋・上白石萌音と桑子真帆アナウンサーが届ける特集番組の第3弾「放送100年スペシャル」の収録が、22日にNHKホールで行われた。

　そのステージに、これまで紅白に51回出場している北島三郎が登場。「歌い手にとってその年最後の番組。来年は良い年でありますように、という願望を込め、力を入れて歌う。なくてはならない番組だと思う」と紅白への熱い思いを語った。

　その模様が25日に放送され、AI、郷ひろみ、ゴールデンボンバー、乃木坂46，氷川きよし、布施明が出演。北島と二宮和也がゲストとして迎えられ、セットリストは『2億4千万の瞳～エキゾチック・ジャパン～』（郷ひろみ）、『大井追っかけ音次郎』（氷川きよし）、『アルデバラン』（AI×上白石萌音）、『シンクロニシティ』（乃木坂46）、『女々しくて』（ゴールデンボンバー）、『マイ・ウェイ』（布施明）で構成された。

　北島の出演姿には、「我らの北島三郎先生おるやん！」「サプライズ出演に涙」「とてもお元気そうで嬉しいです」「久しぶりにテレビで見た！」などの声が寄せられていた。