本田響矢、初の単独主演ドラマの撮影現場は「和気藹々」 出演陣は「ずっとみんな歌ってる」
俳優の本田響矢が25日、都内で行われたBS-TBSの連続ドラマ『すぱいす。』(27日スタート。木曜午後11時)の記者発表に共演する奥野壮と吉田凜音と共に登場。撮影秘話などを明かした。

『すぱいす。』は27日スタート
俳優の本田響矢が25日、都内で行われたBS-TBSの連続ドラマ『すぱいす。』(27日スタート。木曜午後11時)の記者発表に共演する奥野壮と吉田凜音と共に登場。撮影秘話などを明かした。
BS-TBS春の新ドラマ『すぱいす。』は大人気連続ドラマ『孤独のグルメ』の企画者が、今回は子どもから大人まで、男女問わず人気の高い“カレー”をテーマに制作。見た目も性格もバラバラな訳あり3人が、キッチンカーでスパイスカレーを移動販売しながら各地を巡るグルメロードドラマとなっている。
今作が初の単独主演となる本田。奥野とは過去に共演経験があるものの、あまり話す機会がなかったそうで「クールなイメージがあった」と語ったが、実際に今回共演してみると「もうすごいハイテンションで、僕が演じる北野祐樹くらいすごい元気な方」と明かす。
これには吉田も「やっぱりすごいクールな印象が本当に最初はあって。本読みの時も結構壁あったんですけど、現場入ったら歌い出すし…」と同意するが、奥野は「いやあ、風評被害ですね。一番歌ってたの響矢くん」と現場で本田がよく歌っていたことを暴露。本田は「誰がとかじゃない! ずっとみんな歌ってるんすよね、この現場。和気藹々」と説明し、吉田も「みんな仲良しな現場でした」と仲の良さが伝わる掛け合いが繰り広げられていた。
また、撮影はキッチンカーで行われることが多かったが、本田は大変さよりも楽しさが優ったといい、「キッチンカーが3人乗りなんですよ。前に3人乗る経験が初めてだったので、自分が運転して隣に2人がいるというのが新鮮だった。すごくナチュラルな空気感でいい空気感でお芝居できたのは印象的です」と笑顔。しかし、一方でキッチンで調理担当の奥野は「全体の調理シーンをまとめて取るみたいな感じの撮影方法で、本当に僕だけ料理に向き合って長時間調理シーンを撮るんですけど、つらかったですね。1日調理シーンだけで100カットとか」思わず本音をこぼしたが、「頑張ったんだー!」と達成感に満ちあふれた表情を見せていた。
なお、この日は会見前に記者に向けて第1話に登場する「カルダモン香るネギと鶏キーマカレー」と付け合わせとして「くろいちごのマリネ」が振る舞われた。各話ごとに振る舞われる様々な産地の食材を生かしたカレーと、スペシャルゲストにも注目だ。
