【べらぼう】意次に命じられた平蔵が座頭金の実情調査 検校への影響と瀬以の涙に注目
俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第12回は、吉原を舞台にした「俄」祭りが描かれたほか、朋誠堂喜三二の正体が平沢常富(尾美としのり)だったことが明らかになる様子などが描かれた。3月30日放送の第13回はどんな展開になるのか。

横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じる大河ドラマ 第13回の見どころ紹介
俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第12回は、吉原を舞台にした「俄」祭りが描かれたほか、朋誠堂喜三二の正体が平沢常富(尾美としのり)だったことが明らかになる様子などが描かれた。3月30日放送の第13回はどんな展開になるのか。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、蔦重は、留四郎(水沢林太郎)から鱗形屋(片岡愛之助)が再び偽板の罪で捕まったらしいと知らせを受ける展開が描かれる。鱗形屋が各所に借金を重ね、その証文の一つが鳥山検校(市原隼人)を頭とする金貸しの座頭に流れ、苦し紛れに罪を犯したことを知る。一方、江戸城内でも旗本の娘が借金のかたに売られていることが問題視され、意次(渡辺謙)は、座頭金の実情を明らかにするため、長谷川平蔵宣以(中村隼人)に探るよう命じるという。
第13回は鱗形屋の借金が鳥山検校とつながる流れになるようだ。さらに借金というワードは意次と平蔵にもつながっていく激動の展開。第12回の本編放送後の次回予告では検校の妻となった瀬以(小芝風花)が「重三はわっちにとって光でありんした」と涙を流す映像があった。鱗形屋が捕まるだけでなく、平蔵が座頭金の実情を探る展開から検校にどう影響が及ぶのか、また、その検校と瀬以の関係にも注目したい。
