石黒賢、舞台主演で「プレッシャー」 “ライブ演技”にこだわり「心を動かすことができると示したい」
俳優の石黒賢は、5月6日に初日を迎える舞台『反乱のボヤージュ』で主演を務める。24日に新橋演舞場で行われた取材会では、俳優の岡本圭人、脚本・演出を担当した鴻上尚史氏とともに登壇し、熱い思いを口にした。

舞台『反乱ボヤージュ』は5月6日にスタート
俳優の石黒賢は、5月6日に初日を迎える舞台『反乱のボヤージュ』で主演を務める。24日に新橋演舞場で行われた取材会では、俳優の岡本圭人、脚本・演出を担当した鴻上尚史氏とともに登壇し、熱い思いを口にした。
本作は、『破線のマリス』で江戸川乱歩賞を受賞したミステリーの名手・野沢尚さんの『反乱のボヤージュ』が原作。学生寮を舞台に大人社会とのはざまで闘う若者たちの葛藤と成長、そこに着任した学生寮の舎監との心の交流を描く青春群像劇で、2001年にはテレビドラマ化もされた人気作だ。
主演の石黒は首都大学の学生寮“弦巻寮”の舎監・名倉憲太朗役を演じる。“青春”がテーマとなる同作について「大学生が持っている熱いものを表現できたらいいなと思います」とコメント。さらに、現代と青春の関係に関しても、「熱いことがダサいことだと今の子たちが思っているとは思いません。ただ、どういう風に熱くふるまっていいのか分からないんじゃないかなと。若い人が見たら、そういうこと示す1つの指針になればいい」と自身の考えを口にした。
学生寮で暮らす医学部生を演じる岡本とは、これが初共演。石黒の印象を問われた岡本が、石黒が白いスーツで登場したことにかけて「白いな(笑)」と笑いを誘うと石黒も「名前は黒いのにな(笑)」と軽快に返す。石黒は「(取材会の)3分くらい前に初めて会いました」と明かしつつ、「初めて共演しますけど、(岡本の)評判は聞いています。いろいろなことはお芝居をしたらすぐ伝わるもの。こちらもそのまま腹を開いて、いい感じでリレーションシップを築けたらなと思います」と語った。
脚本・演出の鴻上氏は、「2人は(お芝居が)うまいので安心している。心配なのは予算だけ(笑)。怒られちゃうか」とジョークを交えて信頼を寄せた。
石黒にとって、新橋演劇場での舞台は初。「野沢さんの原作、鴻上さんの脚本・演出で、先ほど『これでおもしろくならなかったら自分の責任です』と鴻上さんはおっしゃいましたけど、やはり一番最初に名前が来る者の責任として、新橋演舞場でやるというのは、正直非常にプレッシャーを感じています」と胸中を明かしている。
「でも、それは振り返ってみたら、私の1人よがりの思い過ごしだったのかなと思います。岡本さんたち若い俳優さんと、熱い物語を紡ぐことができて、野球やサッカーのように演劇も心を動かすことができると示したい。お金を払ってきてくださってきた方たちの誠意に応えられるものを見せないといけないし、ライブの、生の良さを改めて感じて欲しい」
『反乱のボヤージュ』は東京公演が5月6日から16日まで新橋演舞場、大阪公演が6月1日から8日まで大阪松竹座で行われる。
