春の新生活が始まるのを前に、部屋の模様替えを考える季節がやってきた。1年間で雰囲気がガラリ、そんな自室のビフォーアフターがSNSで大きな話題を集めた。住空間を一変させる“マジック”に、「どうやったんですか？」と気になる人が続出。投稿者に秘密を聞いた。

「←1年前　今→同じ部屋です」

　以前の部屋は、白が基調で、小ぎれいに家具をまとめている。ギターやカメラ、観葉植物といった趣味のモノも印象的で、シンプルながら居心地がよさそうだ。

　今の部屋は様変わり。暖色系の雰囲気で、部屋の真ん中に、こたつが新たに登場。ベッドの向きも転換されている。ウクレレも仲間に加わり、ほんわかした空気感が伝わってくる。

　投稿者は、yuu（@non____07）さん。実家で暮らしている学生といい、自室の広さは6畳とのことだ。

　今回、思い切ってインテリアを変えた理由は「模様替え前はお部屋の中でリラックスできる場所が少なく、もっとのんびりできるお部屋を作りたいと思い、今の状態にしました」。

　テーマは「温かみのあるリラックスできる部屋」と決めて、あれこれ工夫を凝らしたそうだ。「物が多いのでごちゃごちゃ感が増さないように、茶・緑・白の3色を基調として統一感を意識しています。本やカメラ、楽器、キャラクターグッズなど、自分の好きな物が見えるように置いてあるところもお気に入りのポイントです」と説明する。こたつでのんびりして、ついつい寝落ちしてしまうこともあるそうだ。

　投稿は15万件以上の“いいね”、8400件以上のリポストを集めており、「同じ部屋でも1年でこんなに変わるんだ！」「ビフォーアフターの魔術師」「部屋のコンセプトが統一されてお洒落さ増してる…！　てか、家具増えてるのに…すごい…！」「とても素敵な変身ですね」「どうぶつの森みたいな可愛い部屋！　憧れる～！」など驚嘆の声が届いている。

　模様替えは悩ましいもの。yuuさんは検討段階での秘訣（ひけつ）を教えてくれた。家具を買う前に、家具を切り取った写真を自室の写真に合成で入れ込み、シミュレーションを重ねているという。「色の統一感を意識すると、お部屋にまとまりが出ます。自分の趣味のものや好きなものを見えるように飾ると、より自分の部屋を好きになると思います。また、家具を買う前にネットやお店でたくさん吟味してサイズ感や部屋になじむかどうかをよく考えることが大切だと思います」とアドバイスを送っている。