岡本圭人「日々生きるのに精いっぱい」 32歳目前も“先の目標”は立てず「自分らしく、悔いのないように」

俳優の岡本圭人は、5月6日に初日を迎える舞台『反乱のボヤージュ』に学生役の坂下薫平役で出演する。24日に新橋演舞場で行われた取材会では、主演を務める俳優・石黒賢、脚本・演出を担当した鴻上尚史氏とともに登壇し、“青春”への思いを口にした。

取材会に出席した岡本圭人【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に出席した岡本圭人【写真:ENCOUNT編集部】

『反乱ボヤージュ』で学生役

 俳優の岡本圭人は、5月6日に初日を迎える舞台『反乱のボヤージュ』に学生役の坂下薫平役で出演する。24日に新橋演舞場で行われた取材会では、主演を務める俳優・石黒賢、脚本・演出を担当した鴻上尚史氏とともに登壇し、“青春”への思いを口にした。

 本作は、『破線のマリス』で江戸川乱歩賞を受賞したミステリーの名手・野沢尚さんの『反乱のボヤージュ』が原作。学生寮を舞台に大人社会とのはざまで闘う若者たちの葛藤と成長、そこに着任した学生寮の舎監との心の交流を描く青春群像劇で、2001年にはテレビドラマ化もされた人気作だ。

 主演の石黒が首都大学の学生寮“弦巻寮”の舎監・名倉憲太朗役、岡本が学生寮で暮らす医学部1年生の坂下薫平を演じる。

 英国への留学経験があり、2018年から2年間は米ニューヨークの演劇学校にも留学していた岡本。自身の“青春時代”について問われると、「僕は9歳から14歳までイギリス(英国)の学校に行っていた。イギリスの青春と日本の青春はたぶん違って、日本の青春というものにすごく憧れがあります」と笑顔をのぞかせた。

「イギリスから帰ってきてもインターナショナルスクールに通っていたので、今回この作品で初めて日本の青春を味わえるんじゃないかなと思っています」

 4月1日には32歳となる岡本。「日々生きるのに精いっぱいで、おっしゃっていただいて、来週誕生日なんだと思いました」と笑いを誘い、32歳になって迎える舞台への思い、そして今後への思いを語った。

「昔は『来年はこれしたい』『いつかはこうなりたい』という思い入れもありました。でも、ニューヨークの演技学校に通っている時にコロナ(禍)を経験して、先のことなんて何が起こるか分からないなと。今日という1日を、いかに自分らしく、悔いのないように過ごすことで、先のことが見えてくるのではないかと感じました。今日をまずは一生懸命生きたいと思っています。あまり実感はないですけど、これまで誕生日は1人で過ごすことが多かったんですけど、今回は幸いにも稽古が入っている。このスタッフ、キャストの皆さんと一緒に過ごせるのはうれしい。32歳も、先のことはあまり考えずに、1日1日悔いのないように、精一杯過ごしたいです」

 岡本の「稽古なのに、お祝いしてもらうのもおかしいか……」とのつぶやきには、石黒と鴻上氏は笑いながら「そらあ、盛大に祝いますよ」と返していた。

『反乱のボヤージュ』は東京公演が5月6日から16日まで新橋演舞場、大阪公演が6月1日から8日まで大阪松竹座で行われる。

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