【ONE】青木真也、“戦友”に劇的な秒殺一本勝ち グローブ外し涙…チャトリCEOへ「花道を作ってください」
第6試合では青木真也(41=日本)が青木の“戦友”エドゥアルド・フォラヤン(41=フィリピン)に秒殺一本勝ちを収めた。

エドゥアルド・フォラヤンと4度目の対戦
格闘技イベント「ONE 172: TAKERU vs. RODTANG」(23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)第6試合、ライト級MMA
第6試合では青木真也(41=日本)が青木の“戦友”エドゥアルド・フォラヤン(41=フィリピン)に秒殺一本勝ちを収めた。
ONE黎明期を支えてきた2人の4度目の対戦。これまで2度ライト級タイトルを争った両者はリングに入ると握手して抱擁(ほうよう)。観客からはこの日一番の拍手と歓声が送られていた。
まるで芸術だった。開始のゴングが鳴りしばらくたつと青木が先にタックルを仕掛ける。そして相手の虚をついたように一瞬でグラウンドに引き込むとすぐに腕十字の形を作り、あっという間に極めた。
青木は試合後、マイクを持つと涙。「僕のONEの10年はフォラヤンがいたから頑張れた」と涙ながら口に。グローブを自ら外していたが、引退はここで明言せず「関係各所に説明のうえ、正式な発表をしたいと思います」と語った。
それでもマイクで話している途中、観客が“ガヤ”が飛ぶと「あがってこい、この野郎! 話してんだ!」と一喝。そして最後はチャトリCEOに対し感謝を伝え「ちゃんと青木真也のしまう場所を、花道を作ってください」と訴えていた。
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【動画】まるで芸術…秒殺一本勝ちを収めた青木真也
