松本まりかの怪演光る「竜の道」 第4話でハマリ役“悪女”が愛憎から暴走!?
玉木宏主演のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」(毎週火曜午後9時)は18日、第4話を放送する。竜二(高橋一生)と美佐(松本穂香)に対する、霧島まゆみ(松本まりか)の愛憎が描かれる。
18日に第4話を放送、松本まりか「『何この女』と思いながら楽しんでいただければ」
玉木宏主演のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」(毎週火曜午後9時)は18日、第4話を放送する。竜二(高橋一生)と美佐(松本穂香)に対する、霧島まゆみ(松本まりか)の愛憎が描かれる。
本作は養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンス作品で、復讐のために心を捨て、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木が演じ、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を高橋が演じる。さらに、竜一と竜二の血の繋がらない妹・美佐を松本が、双子の復讐相手でキリシマ急便社長・霧島源平を遠藤憲一が演じる。
第4話では、竜二と美佐が血のつながりがないことを知ったまゆみの、美佐への態度がひょう変する。竜二の気持ちを独占したいまゆみは、美佐への嫉妬から次第に暴走していく。
キリシマ急便のコンサルティングの立場を利用して源平を追い詰めようとする竜一に対して、まゆみの恋人という立場から源平に迫ろうとする竜二。偽りの愛情でアプローチをかける竜二と傲慢なまゆみの恋愛もこのドラマの魅力の1つとなっている。
松本は高橋との共演について、「竜二と出会い、徐々に感化されていく過程は、台本を読んでパズルのように頭のなかで組み合わせていくのですが、やはり(高橋)一生さんと一緒にお芝居したときの発見はすごく大きかったですね。実際に一緒に演じてみると、台本だけではわからなかった彼女の闇があふれ出たりして、すごく面白かったです」と振り返った。
竜二とまゆみの関係性については、「竜二は復讐のために愛情を携えて近づいてくる。まゆみは愛情を知らずに育ってきた。そんな2人の間にある心の壁1枚を隔てたなかで、ミクロ単位での心の移ろいが描かれています。視聴者の方には、『今まゆみがどんな表情をしたのか?』『竜二のことをどう思っているのか?』ということに注目して欲しいです」と見どころを語った。
そんなまゆみの心の移ろいを松本自身は客観的にどう捉えて演じたのか。「客観性……無かったかもしれないです。自分自身のことが見えなくなるように、彼女に入り込んでいくと、『どう見えているか』は自覚せずにお芝居していたと思います。なので、竜二への気持ちの変化はちょっとしたサインが出ているだけかもしれないし、もしかしたらダダ漏れしているのかもしれないです(笑)」と、役に没頭したが故の答えを明かした松本。
また、「まゆみだけではなく、竜二の心にも変化があるかもしれません。シリアスな復讐劇と併せて、まゆみと竜二の恋愛も、『何この女』と思いながら楽しんでいただければと思います」と話した。
復讐のための竜二の愛情は、悪女を通じて純愛に変わるのか……。注目の第4話は、悪女・まゆみの言動から目が離せない。