元有名暴走族総長の宇梶剛士、暴力事件で野球部が出場停止 番組出演で回顧「オレがダメにしちゃった」

俳優の宇梶剛士が22日、日本テレビ系『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(土曜午前11時55分)に出演。高校時代のチームメイトから連絡を受け、涙を流した過去を明かした。

宇梶剛士【写真:ENCOUNT編集部】
宇梶剛士【写真:ENCOUNT編集部】

日本テレビ系『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』

 俳優の宇梶剛士が22日、日本テレビ系『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(土曜午前11時55分)に出演。高校時代のチームメイトから連絡を受け、涙を流した過去を明かした。

 番組では、女子サッカー・SEISA OSA レイア湘南FCの選手が副店長を務める神奈川・大磯の「茶屋町カフェ」を訪れた。ここで、宇梶は「オレ、16~7年前に岩手でさ、草公式野球チーム(岩手21赤べこ野球軍団)の総監督みたいなのをやってた時、選手はみんなプロを目指してる子なんだけど、農家とかに住み込みで働いてた」と回想。「なってみて知ったのが……」と切り出すと、「(総監督は)グラウンドに入れないの、ベンチに。だから、スタンドで応援するの」と語った。

 元有名暴走族総長の宇梶は、高校を中退するまで野球部に所属していた。そんなこともあってか、「選手登録している人しか入れない」という規則に「目が泳いでしょぼーんとした」そうだが、スタッフから「じゃあ、選手登録しますよ」との提案。宇梶は「オレが1人入ると、(選手が)1人メンバーからハズれる。それはダメだ」と拒否したものの、スタッフから「宇梶さんに取られたっていって、(選手には)そこでガッツを身に付けてほしい」と言われたことで、選手登録を決断したそうだ。

 そのチームは、予選を勝ち抜いて都市対抗野球に出場。残念ながら延長戦の末、1回戦で敗退したが、宇梶は予選の準々決勝で1イニングを投げ、「三振までとっちゃった」という。

 これにレギュラーメンバのEXIT・兼近大樹、満島真之介が「すげぇ!」などと興奮すると、宇梶は「高校さ、(暴力)事件を起こしちゃって出場停止になっちゃったから。オレの同期、(中学で)全国優勝とかしてるやつがいたわけ。彼らの全部、オレがダメにしちゃった」と発言。続けて、「そこ(社会人野球)でオレが投げたのが、インターネットに出た」とし、「その時(高校野球部)のキャプテンから電話がかかってきた」と告げた。

 そのキャプテンからは、「おい、お前今日、投げただろう」とのひと言。「うん……」と返すと、「お前、偉いぞ。お前、そうやって野球を続けてたんだ」と感心されたそうで、宇梶は「もう大泣きしちゃって……。『ごめんね、ごめんね』」と謝り続けたという。

 いまだに付き合いがあるという、高校野球部の仲間たち。宇梶は「ホントに泣いてしゃべれなかったね……」と振り返った。

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