アイドルグループ・乃木坂46の久保史緒里が22日、都内で開催された映画『ネムルバカ』公開記念舞台あいさつに、久保と共にダブル主演を務める平祐奈と共に出席。映画が好きすぎて、久保と平は公開から2日連続で一緒に劇場鑑賞したことを明かしていた。

　本作は、人気漫画家・石黒正数による傑作青春同名漫画を、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの阪元裕吾が実写映画化。大学の女子寮で同じ部屋に住む後輩・入巣柚実（久保）と、先輩・鯨井ルカ（平）。入巣はこれといって打ち込むものがなく、何となく古本屋でバイトする日々を送っている。一方ルカはいつも金欠状態だがインディーズバンド「ピートモス」のギター・ヴォーカルとして、自らの夢を追いかけていたが、ある日ルカは大手音楽レコード会社から連絡を受けたことで、2人の日常に大きな変化が訪れる。

　3月20日に公開された本作。久保は「すでにいろいろな声を聞いています。こんなにドキドキしたことがないというぐらい、公開を緊張して迎えたのですが、皆さんの元に届いているなとすごく感じています」とあいさつ。平も「Xなどで感想をつぶやいて盛り上げてくださって、とてもうれしいです」と公開を実感しているという。

　そんな久保と平だが、平が「実は10時間前に、しーちゃん（久保）と一緒にこの劇場にいたんです」と、この日舞台あいさつの舞台となった新宿ピカデリーで映画を鑑賞したことを明かす。さらに久保は「映画の初日に二人で観に行ったのですが、もう一度観たくなって『また行かない？』とたいちゃん（平）を誘って、2人でルカパーカーのペアルックで行ったんです」と作品愛を爆発させていた。

　その後も、出演者が撮ったという思い出の写真が写し込まれた劇中歌『ネムルバカ』のMVがスクリーンに上映されると、楽しそうにイチャイチャしながら映像を観る久保と平。久保は「公開からすでにたくさんの方に映画を観ていただいてうれしい。この作品に出会った瞬間から大好きになった映画。だからこそ公開が怖い部分もあったのですが、私にとっては本当に特別な作品になりました」と感慨深い表情で語っていた。

　舞台あいさつには、綱啓永、樋口幸平、阪元裕吾監督も登壇した。